第19話 過去の被害者
俺達は、アエイス(もはや呼び捨て)のことを聞くためにアーシィの家に来ていた。
「じゃあアーシィ、アエイスさんのことについて何か教えてもらえないかしら?」
「はい、アエイスさんについて知っていることは、数年前に両親を盗賊に襲われたとかで家の両親に育てられることになったんです」
「へぇ、そうなの。じゃあ、その盗賊について何か知っていることはないかしら?」
「全然ありません」
アイラは、今回はアエイスさんの過去に何かあってそれの仕返しをしにきたとにらんでいるようだ。
確かにそれはいいところを突いているのかもしれない。
「じゃあ、もう1つ。今アエイスさんは、どこにいるのかしら?」
「さあ?知りません。だって、さっきちょっと出かけてくると言ったきりなんだから」
確かにそうだろう。
あれだけの事件を起こしそうになりながらここにいるなんてことはありえるはずもない。
ましてや、笑顔でお茶を入れてお帰りなんて言うはずもない。
「アエイスさんどこに行っちゃったんでしょうねぇ?」
そういうのは、もうしばらく出ていない護衛兼案内役の人だ。
ちなみに、名前はイヤルというらしい、今更ながらなんだか申し訳ない気分だ。
「でも、アエイスさんがどうかしたんですか?」
俺とアイラは思わず見合う、このことを話して巻き込んでいいのか迷っているのだ。
そして、決心したように
「実はね今日こういうことがあったのよ」
アイラは何があったのかを詳しく説明した。
「嘘、嘘よそんなの。だってアエイスさんは、この家に来たときからとっても優しくて良い人だったのにそんなことをするはずがない」
「でも、事実だ」
俺は現実を突きつける。
ここで、下手な嘘をついても意味がないと思ったからだ。
でも、本当になぜこんなことをしたんだ……。
「それがあったのは事実だ。でも、何か理由があったのかもしれない」
「そうね、まずはそれを確認してからよね」
「とりあえず、アエイスさんを捕まえましょ、話はそれからよ」
「ああ」
俺は色々な可能性を考えてみるが全くこれといったものは思い浮かばなかった。
アエイスさんは、いったいなぜこんなことをしたのか、そしてその目的はとは……。
キド:なんだか今回も短いな
アイラ:長くするとか言っといて全然長くなってないじゃない
ラズ:いやぁ〜ストーリーを考えるにはこれぐらいの長さが限界で……
アイラ:そういえば、今回は本当にアーシィと護衛兼案内役の人が出てたわね
キド:だな、あんなこと言っておきながら出ないなんてことになると思ったのに
ラズ:私だって約束ぐらいちゃんと守りますよ。
イヤル:あの〜もう名前出てるんですから名前で呼んでください
ラズ:そうだぞアイラ
キド:まあ、これからは気をつければいいさ
アイラ:なんだか私が悪者に仕立て上げられて、その上で、上から目線で話をされた気がするんだけど?(青筋を立てながら
一同:すいません(土下座
アイラ:次からは気をつけなさい(上から目線で
ラズ:はい、では次回予告をお願いします
アーシィ:なんで私の出番少ないの?
アーシィ以外の一同:次回、【アエイスの目的】アエイスさんの目的が明かされる。
アーシィ:無視してんじゃないわよっ!!しかも、次回予告は次回の題名をそのまんま言った
ようなものだし
キド:まあ、気にするな
アイラ:そうよ、細かいことにぐだぐだ言わないの
イヤル:そうですよ、アーシィさん
ラズ:そうだぞアーシィ、気が短いともっと出さないようにするぞ
アーシィ:ほう、私を出さなくなるなんてことがあっていいと思ってんのかぁ!!
ラズ:今回、短くなってしまって申し訳ありません。
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ぺこ <(_ _)>
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(* ̄▽ ̄)ノ~~ マタネー♪(逃げながら
アーシィ:私もよろしくねぇ〜(追いかけながら
ラズ&アーシィ以外の一同:なんだかこんなパターン前にもあったような……。