第18話 被害者の仮面を被った容疑者
キドとアイラは走っていた。
あのあと、露店で話を聞いてみたらとんでもないことにアエイスの言っていた話は全くの出任せだと判明した。
「あれが、嘘の話だとすれば町長が大変なことになる」
「でも、なんでアエイスさんはそんな嘘を……」
アイラの言うとおりなんだ。
町長を殺したところで何も利益も出ないはずだ。
そして、町長が7ヶ月前に来たばかりならば、友達や知人、または家族、親戚などが殺された復讐だ!!ということも無いはずだ。
「アエイスさんのことよりも、町長に事情を話してあの指輪を返してもらわなくちゃだめだ」
「ええ、急いで町長さんのところに行きましょう」
俺とアイラは、急いで町長さんのところに行った。
コンコン
「失礼します!!」
ドアから息を切らせて入ってきた俺達を見て町長は鳩が豆鉄砲をくらったように驚いていた。
まだ、指輪をはめてははいなかったようだ。
「なんですか?息を切らせてまで、走ってきて」
「よかった、その指輪には魔法を掛けてあるんです」
そして、俺達は、ことの事情を説明した。
町長はしばらく黙っていて、そして
「そうですか、そういうことなのでしたらこれはお返しします」
「ありがとうございます。」
「しかし、アエイスを捕まえてください。何か理由があったのかを聞きたいのです」
「ええ、それはもちろんです。こちらも、何が理由でこんなことを仕組んだのかを白状させたいと思います。恐喝もとい説得で」
そこで、黒い笑いを含んだ笑みに俺と町長は思わず後ずさるのだった。
キド:なあ、前回のキドの記憶って、俺のことあまり出てなくないか?
ラズ:いやぁ、出てないわけじゃなくあまりにも短すぎてあまり出てないように思えるだ
け
キド:そうか、そうなのか。では、もっと長くなるように努力をしてくれ。
ラズ:はい、それはもちろんですよ。だって、それは自分の人気にもつながることですか
ら
アイラ:そういえば護衛兼案内役の人とアーシィを見かけないわね
何かあったのかしら
キド&ラズ:さあ?
ラズ:でも、次回に少なからず二人とも出すつもりだから大丈夫だよ。たぶん……。
アイラ:そう?ならいいけど
キド:出番になったら二人とも出てくるはずだな。あれだけ出番を待っていたんだから。
ラズ:そうだね、じゃあ次回予告をよろしくお願いします。ぺこ <(_ _)>
キド:ああ
アイラ:了解
キド&アイラ:次回、【過去の被害者】です。
ラズ:更新遅れたらごめんなさい。ぺこ <(_ _)> 次回もよろしくお願いします。ぺこ <(_ _)>
評価のほうもお願いします。感想でもかまいません。
では、次回もお楽しみに〜(* ̄▽ ̄)ノ~~ マタネー♪
キド&アイラ:顔文字似合わんから……(哀れむような目
ラズ:そんな目で俺を見ないでくれ〜(逃走