首相がゆく(完結編?)(二百文字小説)
掲載日:2011/05/22
首相が緊急記者会見を開くと発表があり、テレビ局も新聞社もラジオ局も各出版社も色めき立った。
「遂に辞任会見か?」
誰もがそう思ったが会見に臨んだ首相は非常ににこやかだった。
一同の脳裏に嫌な光景が過る。
「今回の会見の趣旨を教えて下さい」
記者の一人が質問した。
首相はメモ用紙を持ち、
「首相が殊勝に主将に首相の愁傷を主張した」
とドヤ顔で自分で考えた早口言葉を言った。
「日本、終わった」
誰もがそう思った。
ありがとうございました。




