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いわゆる残念な美形

目の前で閉められた扉に我に返って呆然とすることのん。

その横で美形の魔族は惜しげもなく爆笑しました。

腹を抱えて、今時芸人でも其処までしないほどの笑いっぷりが見事です。

ことのんが地味に落ち込んでいると、笑いすぎでしゃっくりがでたのか時々びくりと肩を揺らしながら、まじめな顔で取り繕うとしています。

「まあ、タマ殿の施術には多少時間がかかる。それまで私と世間話でもしようじゃないか」

読みにくいので省略しましたが、美形の魔族はこの短い文の中でさえ三回はしゃっくりをしました。

世間話に乗ることにしたことのんは馬車の中で考えていたこと、『ぬっこぬこの会』の会長様の安否について聞いてみました。

「ああ、そのことか。一般には知られていないことだからな。勇者殿が知らなくとも無理はない」

ようやくしゃっくりを止めた美形の魔族は偉そうに髭もない顎をなでました。

子供のようなその仕草が見た目に微妙にあっていないので、2枚目が3枚目になってしまっています。

「ズガガが命を食べるということは知っているだろう」

ことのんは大人しく頷きました。

「汚れなき乙女の命は極上の味がするそうだ」

魔族の真っ赤な瞳がとろけるように細められました。

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