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地下迷路のその奥の

勇者ことのんは王女様を救う旅の途中で、お金稼ぎのために猫探しの依頼を受けることにしました。

猫の行方を追ってたどり着いたのはおんぼろ教会。

教会の隠された地下にことのん達は潜入したのです。



地下は入り組んだ迷路になっており、ちょっと見ただけでも地上部分よりもずっと広そうです。

部屋を一つ一つ確かめると、そこを住処にしていた魔物が襲いかかってきました。

魔物は剣士さんの巧みな剣捌きと、魔術師さんの正確無比な攻撃で次々に塵となって消えていきました。

ことのんはまだ初心者でしたから後ろでその様子を大人しく見ていました。

別に除け者になって寂しいなんて思っていません。

ことのんは安全が第一だと自分に言い聞かせました。

ことのん達は更に奥へ、奥へと進んでいきます。

余りに長い道を何度も左右不規則に曲がり、行ったり来たりを繰り返したので正直、一人で帰る自信がことのんにはすでに有りませんでした。

最後の部屋と思われる扉には何十にも鎖が巻き付いており、いかにもな雰囲気をまき散らしています。

剣士さんがその鎖を剣で叩き斬りました。

魔術師さんがその鍵を魔法で壊しました。

扉は大きな音を立ててゆっくりと開きました。


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