表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/110

消えた猫と町外れの教会

魔王から王女を救う旅にでた勇者ことのん達。

その行く手に立ち塞がったのは金銭問題という世知辛い壁でした。

所持金三千ギメルだったことのんは、お金を稼ぐために猫探しの依頼を引き受けました。

とは言うものの、腕のいい魔術師さんがいることのん達は、サクサク猫の居場所を占ってしまいました。

占いによると、猫がいるのは城下町のすみっちょにひっそりと立つ教会のようです。

三人は、仲良く、その教会に向かいました。


教会は見た感じぼろっちく、建築基準法に引っかかりそうな風態です。

重そうな木の扉を叩くと中から真っ黒なコートを着た男が出てきました。

男は眼鏡をかけており顔はよくわかりません。

ただコートだけでなく中のシャツまで黒一色で統一してありました。


「どうしたんだい?」


ことのんはその男に猫がいないか聞いてみました。


「そうだねえ。僕は黒が好きだけど、黒猫は見てないよ」


ことのんはガックリしました。

別の場所を探すことを進められたことのん達ですが、魔術師さんが反論しました。

魔術師さんはとても腕のいい魔術師でしたから、彼女の魔術が失敗するわけがないのです。

魔術師さんは黒いコートの男が嘘をついていることを見破りました。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ