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贈り物は二十万ギメルと

一日空いてしまいましたが、ストックが切れるまでは更新はこのままいきたいと思っています

いつまで続くか作者にも分からない勇者ことのんの冒険ですが、お付き合いくださいませ

ことのん達と、おじいさんと、末娘さんは、仲良く並んで領主様のところへ帰りました。


「お父さまっ!」

「ああっ!天よ、この子をお守りくださり感謝いたします!そして、勇者ことのん。ありがとう」


涙の再会を果たした父と娘は、駆け寄って互いにしっかりと抱き合いました。


「勇者様、お礼金なのですが『ぬっこぬこの会』の会員様専用銀行へ振り込ませていただきました。どうぞご確認ください」


ことのんは二十万ギメルが入った通帳を見て、ちょっと顔がにやけます。


「コンテストはだめになってしまいましたが、あなたに会えてよかったです。勇者ことのん」


末娘さんはきれいに笑いました。

あまりの美人っぷりにことのんはウハウハです。


「勇者ことのんよ、魔王までの旅は辛く険しいでしょう。これは儂からの餞別じゃ。道に迷ったときに開けてみなさい」


おじいさんはそういって小さなロケットをくれました。

どうやら表面は銀です。

好奇心がうずいて早速開けようと引っかかりを探しましたが、全体がつるんとしていて開きそうにありません。

どうやら必要な時まで覗き見防止の魔法がかかっているようです。

魔術師さんがそんなことのんを見て呆れたようにため息をつきました。


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