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何でも知ってる情報屋

魔王から王女様を救い出す前に、ポポロンの町の領主の末娘を救い出すことになった勇者ことのん。

しかし頼みの綱だった魔術師さんの魔法は、誰かの強い妨害魔法で使えません。

こうなったら、何か知っているはずのあの襤褸を纏った男を捜すほかありませんでした。

ことのんたち三人と領主様の私兵は、手分けして町中を探すことにしました。

そこで土地勘のないことのんが請け負ったのは、大通り沿いでの聞き込みです。

一軒ずつ顔を出し、領主の印を見せて目撃情報をきいていると、『ぬっこぬこの会』加盟店の一つであるアンティークショップの兄ちゃんが、ボソッと最近この町に潜んでいる凄腕の情報屋の話をしました。

情報屋は元々たいそう腕の立つ魔術師であり、様々な情報を売りさばく流れ者だそうです。

その情報は多種多様であり、金さえ払えばどんな情報でも売ってくると言います。

それこそ、『ぬっこぬこの会』の定期集会の日時から、隣のあの子の理想の男性像まで金しだいです。

ただ、ことのんの所持金は、今現在五千ギメルあるかないか。

それでも行ってみる価値はありそうです。

兄ちゃんに簡単な地図を書いて貰うと、ことのんは大通りを離れ路地裏へと飛び込んでいきました。


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