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パン屋さんと黒猫の再会

王女様を助けるために旅にでた勇者ことのん。

お金稼ぎのために引き受けた猫探しを終えて、猫の飼い主のもとに着きました。

剣士さんの肩から黒猫はピョンと飛び出してパン屋さんの腕の中へ。

ゴロゴロとのどを鳴らして甘えています。


「ありがとうございます、剣士様に魔術師様。これが報酬の1万ギメルです。お納めください。それで、いったいこの子はどこにいたんですか?」


魔術師さんが教会での経緯をざっと掻い摘んで話すと、パン屋さんの顔色は真っ白になりました。


「そうだったんですか。どうりで見つからないはずです。捕まっていたのですね」


魔術師さんはパン屋さんに最近似たようなことがないか聞きました。


「『ぬっこぬこの会』の定期集会で、近頃外に遊びに行った猫が何匹か行方不明と聞きました。もしかしたらその猫達も魔王の手先に捕まっているのかもしれません。会長に聞けばもっと詳しい情報が入ると思います。猫達を救ってください、勇者ことのん!」


ことのんはパン屋さんの勢いに流されて、ついウッカリ頷いてしまいました。

結局、ことのん達はパン屋さんから『ぬっこぬこの会』に参加するキーアイテム『ねこみみ』を分けて貰い、教えられた酒場に向かうのでした。


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