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氷塩
白きその聖域に魔は滅し
浄化する己の悪しき心も浄化される
悪しき毒は汗とともに流れ人は神に近づく
大地の死神はあらゆる終わりを司り
業魔の闇も奇跡の光もその物を貫くことは出来ぬ
この世には悪も正義もない摂理が支配する
夢見向かう旅人は死を迎えてもその摂理の輪から抜け出すこと は出来ぬ
白きその領域もまた摂理の一つにしかすぎず
人は神になれぬまま終わりを迎える
神は何故この地をお作りになったのか
幾億の光が共鳴し黒き闇を通さず
氷塩
人はそこを聖地と呼び
人はそこを目指す
奇跡を信じ 神になるために
