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魔曲  作者: RYUのお話


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5/8

白銀に覆われた怪鳥は黒煙をまき散らし


空を海を地を自在に飛び回る


怪鳥の翼はコウモリに近く


怪鳥の爪は一つ一つが大人程の大きさを持つ


怪鳥の目はひと睨みで動けなくなり


怪鳥の鳴き声はどの猛獣の物でもなく


どの猛獣も脅え逃げまどう


白銀の身体は鋭い剣も鉄の玉も貫くことは出来ない


怪鳥は時間を食べ


思い出と希望の光を奪う


怪鳥は金星が見える日に現れ赤ん坊を攫う


大人達は金星の見える日には外にでず


赤子を守り教会に集結する


怪鳥は金の十字架に近づけない


大人達は十字架に祈りを捧げ怪鳥の通り過ぎて行く事を待つ


怪鳥の通り過ぎた後には


首に手を当て恐怖に引きつった顔の人達があちこちで倒れてい る


怪鳥は赤子を100体飲み込むと水星に返る


生まれた我が子を怪鳥に捧げる親はいない


然し快楽におぼれ赤子を捨てる親がいる限り怪鳥は地球にやっ てくる

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