はじめに、、、
『なろうで使える漢字集-『小説家になろう』への投稿において、“以下の文字は、環境依存文字のため使用できません。”にならずにちゃんと保存・投稿できる漢字の一覧-』
※2025年9月現在
あらすじ
はじめに、、、
※本作は小説ではございません
わたくし高口爛燦のこの拙作は、何がしかの物語ではなく、主に文字好きの読者の方々や、執筆者向けの“辞典”としての要素を多分に含んでいる作品でございます、ご了承くださいませ。
この『なろうで使える漢字集』の執筆に当たりまして、『イニーフィネファンタジア「剱聖記」』の執筆が大幅に遅れていることを、『イニーフィネファンタジア「剱聖記」』の読者の皆さまがたに、この場を借りてお詫びを申し上げたいと思います。
次に、この『なろうで使える漢字集』の制作・執筆に多大なる恩恵を戴きました『漢語林』と『大漢和辞典』、ならびにウェブサイト『辞典オンライン漢字辞典』の編纂者の方々に篤く御礼を申し上げます。
さて、執筆者の皆さまも、
思い入れのある自身の作品を執筆し、
「さぁ、今から、小説家になろう、に投稿だっ」
と、意気込んで、いざ、小説家になろう、の自身のマイページ上で保存し、運営サイトに送ろうとしたときに―――、
“以下の文字は、環境依存文字のため使用できません。”
という文言が表示されたことはありませんか?
高口も自身の拙作である『イニーフィネファンタジア「剱聖記」』を、
「さぁっ、いざ今から小説家になろうさまのサイトに投稿だ」
というときにこの文言が現れ、自身の拙作中にある文字を投稿できなかったことが多々ありました。
例えば、
『イニーフィネファンタジア「剱聖記」』の『第八十一話 皇国の文字』
の中で、主人公健太が、異世界イニーフィネで修理がされた自身の電話を見て、
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「―――・・・」
な、なにこれ?なんの文字? なんか・・・この文字の『形』ってなんていえばいいんだろう? アルファベット・・・『ABC・・・』といったラテン文字でもないし、『АБВ・・・』と続き、『R』がひっくり返ったような『Я』とかの文字もあるキリル文字でもない。かといって文字が連なって表記されたように見える中東の文字でもない。
世界史で習ったような古代の象形文字でも楔形文字でもないぞ?この俺の電話に表示されている文字・・・。
でも、文字の一つ一つは、アルファベットの『ABC』のように一文字一文字しっかりと表記されている・・・。
「・・・・・・」
じぃ・・・―――。
なんだろう・・・この文字は、このアプリのアイコンの下に表示されている文字は『十』にも見える。こっちのアプリはアイコンの画像からして『設定』だよな?ぎざぎざした円形は『設定』のだし。
でも、、、アイコンの画像はそのままでも、この『設定』のアイコンの下に表記されている数個の文字の一番初めの文字は上が左にはみ出した『P』にも見えるんだよな・・・。『設定』って英語訳の綴りにしても『P』から始まらない・・・。
ダメだ、まったく読めない文字だ―――。
俺はあきらめて顔を上げた。手元の電話の液晶画面を見ていた視線をアイナのほうに向けてな。
「あ、あのさ・・・アイナ―――これなんだけど・・・」
真正面の席に座るアイナに、俺はそっと電話を円卓の上に置く。
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と、この文章を執筆しているときに、高口は、イニーフィネ皇国の皇国文字をカロシュティ文字に連想していたため、
そのカロシュティアルファベットを入力して、マイページのブラウザ上で保存したのですが、
“以下の文字は、環境依存文字のため使用できません。”
の文章が出てあえなく入力を断念、諦めました。
また、
『第百二十三話 僕の作戦はこうだ―――』
のところで、登場人物の一人である羽坂 奈留の父、近角信吾が、
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そこは戦場ではなかった。二人がいる場所はごくごく普通の道にいる。ただし、すでに周りの建物は戦闘機の空対地ミサイルにより空爆され、破壊されている。
そんな中、信吾はその上着の内ポケットに手を入れた。
「氣導銃『くさか零零参號』―――」
信吾は氣導銃を右手に持ち、ぐっ、っとその銃把を握りこむ―――。
ざりっ、っ信吾は両脚を肩幅に開く。そして銃把を握りこむ右手に左手も添える。
///
という、銃を撃つ場面を書いているとき、本来の、
“氣導銃『くさか零零参號』”
の『くさか』が、ひらがなになっているのは、『日下』の本字であり、国字の『日(日が上)+下(下が下)』の漢字にしたかったのですが、これも
“以下の文字は、環境依存文字のため使用できません。”
の表示が出たために、小説家になろう、さまのサイトで保存できなかった経緯があります。
あとは、魁斗及びロベリアの闇黒系の技と魔法です。
『第三百四十八話 黒、黑、黯―――。静かに黮闇たる黑が世界に滲み出る』
のロベリアの、
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「畏妃っ忌死尸屍屎っ♪ 我ロベリア=カイセラ・ディ・イルシオーネの真名の下に、魔法王国を総べる我がイルシオンの血脈が、その血が闇たる黯黒魔法でこの世に呪いを為そう―――、」
「―――マナよ、カイセラ家との主従に応じ、我がイル・シオーネたる国主カイセラ家の血筋に、その血に応え―――『黮闇』を成せ―――、」
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この、『黮闇』ですが、『黮』ではなく、本来ならば、黒偏に『大+黒』の漢字を用いて、保存したのですが、
“以下の文字は、環境依存文字のため使用できません。”。
また、
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じわ。
黒、黑、黯―――。
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ここも、『黒』ではなく、本字のほうの黒を、いやゆる足が“れっか”ではない、“炎”の黒の本字を入力し、保存したのですが、“以下の文字は、環境依存文字のため使用できません。”。
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じゅく。
静かに黮闇たる黑が―――、
じゅくり。
―――、この世界に滲み出る。
冷たく、
黯き、
静かに、
點みが、
拡がり、
黷し、
この世に、冥界の悪鬼が、幽鬼が、屍鬼が、屍喰鬼が、地の底より、黮闇から、這い出て、この世を毀し尽くし、跋扈する、前兆のような―――、月隠り。
///
ここも―――、
拡がり、
黷し、
―――の本文も、元来、執筆に用いた漢字は、『黒偏に尸+几+几』でしたが、『黷』に変更しました。
ロベリア以外でもアネモネの、
「よーしっカリーナちゃん♪久々に『魔炻兵』もやっちゃいましょーっ♪」
てへっ、っと、アネモネは、ヴェロニカに意味深にかわいく微笑みかける。
ここも、『魔炻兵』ではなく、『魔“火偏に岩”兵』の漢字を、、、しかし、“以下の文字は、環境依存文字のため使用できません。”のために『火偏+岩』の表記・表現できず、『炻』に変えた経緯があります。
わたくし高口は、難しい漢字で書いた単語の技名に、カタカナもしくは、ラテン文字でルビを振るのを好みます。
例えば―――、
巨大な双球焔
劫炎の剱
皇剣の輝鞭
颳颱飂䬎
黯輪三重黑黭葬
大地の守護者達
―――上記のような。
そこでわたくし高口は一念発起。
「そうだっどの文字が、なろうさまのサイトで弾かれて、どの文字が保存が受け入れられるのか、確かめるッ」
と、心に決めましたのが、この2025年の夏であります。
今、この私の拙作・拙文をお読みいただいている執筆者の皆さまがたの中に―――、
「火属性の技の漢字なのに、“以下の文字は、環境依存文字のため使用できません。”だから保存できない・・・っ」
や、
「あれ?この水系の魔法に使った漢字は、“以下の文字は、環境依存文字のため使用できません。”? 保存はダメ?できないの?」
―――、など、高口と同じような気持ちを抱いておられるであろう方々は、おられませんでしょうか?
小説家になろう、さまにて執筆するユーザーの方々に対して、もし、わたくし高口の拙作
『なろうで使える漢字集-『小説家になろう』への投稿において、“以下の文字は、環境依存文字のため使用できません。”にならずにちゃんと保存・投稿できる漢字の一覧-』
が、すこしでも皆様方のお役に立つことができれば、さいわいでございます。
わたくし高口は、漢字や漢文の専門家ではありませんので、漢和辞典のような規則正しい部首の掲載の順番や意味の順にはできません。
主に、これから掲載し、順次投稿していく漢字は、『イニーフィネファンタジア』で用いた属性魔法や異能の技で使用するような部首の漢字の順番となりますので、ご容赦くださいませ。
作中に出てくる魔法王国イルシオンの属性の順番にて失礼をば。
カイセラ、デスピナ、シャーナ、タワンナ、クイーナ、レギーナ。