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詩全集2

午前零時

作者: 那須茄子

ねぇ君は

うたた寝から

目覚めたようなフリして今も

やり過ごそうとしてるんでしょう


だけど

一つ増えた椅子には

気付かずに座っている

それは致命的だね

相変わらず

甘い鈍感なんだ


止まりかけた

あの話はまた始めから

巻き出した方が良さそう

それじゃ

適度な愛で接している僕らに戻ろうか

その内ぎこちなさにも慣れるよ





ねぇ君は

なし崩しに

求めようとしているんだよ今も

ずっとズルい子できるのかな


だけど

暗やみなら見分けがつかない

気付かずに触れたのは

致命的だね

相変わらず

誰でも構わないんだ


止まりかけた

あの話はまた始めから

巻き出した方が良さそう

それじゃ

適度な愛で接している僕らに戻ろうか

その内ぎこちなさにも慣れるから


時計もそう告げるように

僕らは離れて違う場所で

同じ時を待とう


午前零時で、じゃあね

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