ROCK'N'ROLL WORLD
狭い世界かもしれませんが、それはじぶんしだい。
森羅万象に意味など求めるな
どんな鳴りして今 其処に居座るかが
多くを語るときもある
痛くもねえ肚をさばいて 深淵を覗くより
触れあう指さきのぬくもりで足りる愛
すべてを識ることはかなわなくても
無知なりに手に入れた知識がもたらす幸福に酔う
いうなればおれは世界の切れ端で
いうなればおれは世界のどまんなか
とりまく虹色のモノクロがROCK'N'ROLL WORLD
花鳥風月に趣き痛み入る
どんな因果が根もとでは絡むとも
たまには おかまいなしでいい
閉じてもねえ扉こじあけ 賢ぶる阿呆より
噤んだ唇にことばなど要らぬ愛
ひとつを識ることはべつのひとつに
目隠しをするものさ 識らなきゃ三度まで仏の顔
いうならばきみは世界の秘蔵っ子で
いうならばきみは世界の私生児だ
聳えるジグソウの城壁がROCK'N'ROLL WORLD