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フラグ79 Allcean結成日!

世間はGWが明け、そして今日はAllcean結成日!とIT企業に職種変更してから初めての面接(対面)。

お守りに分からないようにAllceanのリストバンドをつけ、鞄の中にはラバーストラップを入れその会社へ向かった。

こういう時は考えすぎず、面接が終わったあとのこと考えよう。会社がちょうど秋葉原の近くだし、ちょっと寄って、帰ってからドリカラの劇場版の録画見ながら晩酌じゃい!

緊張しすぎないようにしていたが、会社の近くまで来るとやはり緊張する。でもやっぱりいちばんは高校の夏大より緊張するものはない。



本社へ向かうと入口に内線が置いてあり、受付の番号にかけた。

「おはようございます。本日採用面接に参りました、佐々木と申します。担当の方いらっしゃいますでしょうか」

「はい、お待ちしておりました。今向かいますのでお待ちください」

「承知致しました」

(ふぅ〜、これで合ってたかな)

少しして担当者らしき人がきて、中に通された。

「それではお待ちください」

「はい」

(待ち時間あると無駄に緊張するな、とりあえず長所と大学でやってきたことと志望理由覚えといてあとはノリでやろう)

10分後、採用担当の人だろうか、2名部屋に入ってきた。

「おはようございます。今日はよろしくお願いします。どうぞお座りになってください」

「おはようございます。よろしくお願い致します」

「えー、本日は佐々木さんのことを教えていただければと思いますので、あまり緊張せず会話程度で気軽に話していただければと思います」

「はい。よろしくお願い致します」

「ではさっそくですね、佐々木さんの自己紹介と合わせて弊社への志望理由をお願い致します」

「はい。改めまして、東彩大学、経営学部経営学科から参りました佐々木貴翔と申します。本日はよろしくお願い致します。」

「よろしくお願い致します」

「大学では、経営について学び、高校で培った会計学についても深め、会社内でのお金のまわり方や会社を経営する上で必要な考えを深めました。また、軟式野球部に所属しており、全国大会への出場も致しました。そして、勉強とアルバイトと部活に励み、どれも疎かにならないよう現在まで学生生活を送っております。

御社を志望致しました理由としては、まず、風通しの良さという点です。御社のコーポレートサイトと就活サイトを拝見したところ、様々な方のインタビューや記事などで社員間の風通しが良いという印象を受けたからです。また、御社の企業理念にわたしが合っていると感じたからです。今後の社会人人生を見据えた時に誰と何をするかが大事になってくると感じたため、御社を志望致しました。また、IT企業を志望致しました理由としては、今まで触れたことがなかったため、できることだけではなく、未経験のことを挑戦してみようと考えたためです。以上です。」

「はい、ありがとうございます。では、何点か質問させていただきます。経営と会計について学んだとおっしゃっていましたが、管理会計と財務会計の違いは何だと思いますか?」

(いやしらんわ、まともに勉強なんてしてねえんだから、もうはったりでもなんでもいいから言ってみるか)

「えー、そうですね。簡単に言うと管理会計が会社内外を見るとしたら財務会計は社内の予算だったりというのを見るというふうに考えております」

「いやー、それ逆だね」

(おわたー)

「すみません、そうですね」

(そうですねとは)

「では、私からも。勉強とアルバイトと部活を疎かにしてないとおっしゃっていましたが、具体的に何か意識していたことはありましたか?」

「はい、意識したことは、日々計画的に考えながら行動しすべてを楽しむということを意識して生活しております。例えば、レポートの期限がこの日だからシフトを少なくすることであったり、部活前の日はあまりシフトを出さず、部活が終わったあとにアルバイトへ行き、少しでもアルバイト先へ迷惑がかからないようにするなど体力には自信があるので、自分が楽しく過ごせる方法を意識しておりました」

「なるほど、いいですね。志望理由にもあったみたいに挑戦することが好きなんですか?」

「はい、好きです。できないことができるようになった喜びが好きなので」

「なるほど、たしかにそういうのはいくつになってもありますね」

(なんか食いつきいいか?)

「ちなみに野球はずっと続けてたの?」

「はい、小学生1年の頃から続けております」

「社会人になってからもやるの?」

「いえ、現在はその予定がないのですが、お仕事だったり金銭的に落ち着いた時にやろうと思っております」

(大学で終わる予定ではあるけど)

「そうなんだ、ちょっともったいないね。それでは、最後に佐々木さんの長所と短所を教えてください」

「はい、私の長所は何事も継続して努力できる点です。なぜなら、野球であったり、アルバイトであったり、最初は何もできない状態でしたが、努力して野球だったらレギュラーをとり、アルバイトであったら社員さんにも他のアルバイトにも必要とされるようになりました。短所は考えすぎてしまう点です。例えばアルバイトをあげると、もっとこうした方がいい、こうした方が効率的と考えすぎるあまり、集中力が切れてミスをしてしまうことがありました。そして、切り替えができなくなってしまい、引きずることも多いですが、その分ひとつひとつ丁寧に常に良い方法を模索して対応できているとも考えております。

このように未経験の立場でも継続して努力し、考えて行動することによって未経験という立場を跳ね除け御社でも活躍できると考えております」

「はい、ありがとうございました。ちゃんと自分を見れている気がしていいね。ひとつだけ質問してもいい?」

「はい」

「野球でもなんでもいいけど挫折したことはある?」

「はい、ございます。野球を例にあげると、何年もやっていると、もちろん私より上手い選手はいくらでもいます。ただ、そういう選手に出会うまで何年も経っていたので、自分がいちばん上手いと思っていた時期にはかなり心が折れました。ただ、全部が勝てなくても自分が得意なことだけは勝ちたいと思うようになり、バッティングでは今でも誰にも負けないと思っております」

「へー、なんか強いね」

「あ、ありがとうございます」

(強いとは)

「長谷川さんからなにかありますか?」

「私は大丈夫です」

(ないんかい、それもそれで)

「それでは本日はありがとうございました。結果は追ってご連絡しますので、お待ちください」

「はい。ありがとうございました」

「一緒にエレベーターまで行きましょうか」

「はい、ありがとうございます」

面接官の2人と一緒に部屋を出てエレベーターが来るまでまで少し雑談をした。

「今日はどこから来たんだっけ?」

「えっと、西東京の方からです」

「じゃあどのくらい?1時間ぐらい?」

「そうですね、1時間半かからないぐらいですね」

(早くエレベーター来てくれえ、早く帰りてえ)

「今日はバイトあるの?」

「今日はシフト入れてあったんですけど、削られてしまって」

「そうなんだ、じゃあ帰ってちゃんと休んでね。暑くなってきてるし」

「はい!ありがとうございます!」

「お、ちょうどエレベーター来たね。それじゃあ本日はありがとうございました」

「ありがとうございました!失礼します!」

俺はそう言って、エレベーターの扉が閉じるまでお辞儀をした。


ふぅ〜、終わったー!分からんけどいけてそうな気がする!今日はなんてったってAllceanの結成日だしね!さてと、アキバアキバっと


俺は一応電車に乗ってからイヤホンをして、秋葉原へ向かった。

秋葉原駅に着いてふと見上げると京まふの宣伝ポスターが貼ってあった。

京まふか、行ってみようかな。

京まふ、京都国際マンガ・アニメフェア。年に一度、京都で行われるアニメ・漫画イベントだ。コミケの同人誌ブースがないようなもので、規模もコミケほどでは無い。

京都かー、遠いんだよなー。でも行きたいと思った時に行動しなきゃ!しかも社会人になってそこまでの余裕が出来るかもわかんないし、渡瀬誘っていくか!

とりあえずアキバ行ったことを報告しとこっと。

就活で秋葉原の近くだったから行ってきたw



夕方に家に着き、一眠りして、風呂と夕食を済ませていざ劇場版を、というところに渡瀬から返信が来た。


なにしてんねんw

いいっしょ!でさ、今年京まふ行ってみない?

なんだっけそれ

まあ、簡単に言えばコミケの同人誌ないバージョンで規模もそこまでじゃないやつ

京都だよね?

そー

行ってみるか!

そう言うと思った!

とりあえず泊まるとこだよな、いつ?

9/19、20だから19だな。あと会場はみやこめっせってとこだからそれなりに近くのとこで

おけ!任せとけ!

あざす!高校のときの冬コミみたいに任せた!ちゃんとツインの部屋にすんだぞw

あれは高校生の知識だったからしゃーないってw



あれは高校3年の冬コミ、俺と渡瀬と小栗ともう一人の友達の須田で行った時のこと。

夏コミを経験した俺と小栗の監修のもと、計画を立てスムーズに予定が進んでいた。

まず、11時過ぎに会場に到着し、15時ぐらいにホテルにチェックインを済ませ、秋葉原を観光し、夕飯を食べてホテルに帰り、次の日はみんな夜にバイトがあるとのことで帰るだけという予定になっていたのだが、事件は夕飯を食べてホテルに戻るところから始まった。

「美味かったなーラーメン。さすが東京だ」

「ラーメンはどこも変わんなくね?」

「また渡瀬はそんなこという。東京で店を開けるってことはそれだけ美味いってことだろ?」

「それはたしかに」

「あれ佐々木、このあとホテル戻るでいいんだっけ?」

「なんだよ小栗言ったじゃん、ホテル戻って夜更かしだって」

「そーだったそーだった。てかちゃんと部屋見てねえんだよな」

「おれっちも見てねえんだよな。でも部屋は同じだら?渡瀬」

「同じだと思うよ」

ちなみに部屋割りは俺と渡瀬、小栗と須田となっている。

「にしてもコミケは何回行っても楽しいな〜」

「だな」

「夏は暑かったら?」

「そりゃまあ。でも部活の練習と比べればなあ」

「ならいけるかw」

「ちなみに何駅で降りるんだっけ?」

「えっと、たしか新富町しんぷちょう

「おっけ!」

「あれでもどう行くんだっけ?何番線乗りゃいいんだ?」

改札に入ったもののどこに乗ればいいのか分からなく、高校生がうろうろしている画になっていた。

「こういう時はいけ!小栗!駅員さんにきいてこい!!」

「まかせろ!」

改札にいた駅員さんに小栗が聞きに行き戻ってきた。

「4番線だって」

「ないす!あざす!」

「あのさあ、しんぷちょうじゃなくて、しんとみちょうだってw」

「まじでwww」

「おい渡瀬間違えてんじゃん!w」

「いやわかんないって!読み方なんてw」

「世間的に間違えたの小栗で草」

「恥ずかったんだけど、しんぷちょうどこいけばいいですか?って聞いたらしんとみちょうですね〜って言われたw」

「田舎モンがバレてやんのw」

その後、電車内はその話題でずっと笑っていた。

「よしついたー!しんぷちょう!」

「新富町だから!」

「www」

「とりあえずホテル戻ってシャワー浴びて各々開封の儀を執り行いますか」

「さんせー!」

ホテルに入り、俺と渡瀬、小栗と須田で別れて部屋に戻った。

「あーつかれたわーさすがに」

「だなー」

「おれ先シャワー浴びてくるわ」

「ういー」

ピコン

「なんかグループに来てんな、、ちょっ渡瀬見て!w」

「ん?」

なんかベッド1つしかないんだけど

え?

ほら(画像)

え、ちょっと待ってなんで?

わからん、予約は?

ちゃんとベッド2つだと思うけど


「ちょっと調べてみ?」

「いま調べてるとこ、、あ!あのさ、ダブルベッドってベッド2つあるってことじゃ、、」

「ないね」

「やっちまったw」

「ま、しゃーないらw」


なんかダブルベッドで予約しちゃってたみたい

ほんとすまん

とりあえず間違ってなくてよかったわ、間違ってはいるけどw

今日渡瀬やばいなーw

予約は今日じゃないよw

じゃあ俺と須田で一緒に寝るしかねえかw

嫌すぎるw

想像するこっちも嫌すぎるw


翌朝になり、2人はちゃんと一緒のベッドで寝たらしい。ちなみに俺と渡瀬の部屋はちゃんとツインでシングルベッド2つの部屋だったぞ。




そんじゃ俺は応募方法とか諸々調べて計画練っとくわ

さんきゅー


ほんとあれは笑えたなー。懐かし。今年は小栗コミケ行けんのかな。どちらかだけでも。

さてと、思い出にふけったところで飲みながらドリカラの劇場版みますかー。

その日はほんとに今日面接だった事なんて忘れ、ちゃんとガチ泣きして眠ったとさ。

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