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フラグ68 Allceanライブ!ドーム公演前半戦!

「じゃあ、合盛り定食と生ビールで」

「はい、合盛り定食と生ビールですね」

「僕はニャンニョム唐揚げ定食で」

「ニャンニョム唐揚げ定食ですね。以上でよろしいでしょうか」

「はい、お願いします」

そう店員さんに言うと去っていった。

「はぁ〜まじでよかった〜」

すべてが抜けきった体で俺は言った。

「終わってからずっと言ってんね」

「やっぱ何回行っても泣けるしさ〜、良すぎるんだよな〜」

「疲れやらなんやらで語彙力なくなってんじゃん」

「いやだってさあもうなに?やっぱ好きだわAllcean!」

22時過ぎの店内にはあまり他の客がいなく、少しだけ店内に響いた。

「落ち着けって、でも1年経ってそう言って貰えると勧めた甲斐があるわ」

「もう一生好きだね」

「今回もセトリ神ってたもんな」

「そうそうそうそうそうなんだよ!だって1曲目にさあ、」



いつも通り開演前の映像が流れキャストが登場し1曲目は、デビューシングルの「君の光の色」だった。そして安定に俺は泣いていた。

泣きながらコールを入れて色んなものが込み上げて落ち着かない状態で迎えた2曲目は、2ndシングルの「POWERFUL7!」だった。

イントロが流れ出すと七瀬役の紗耶が煽りを入れた。

「来たぜ!ドーム!!熱くなってくぜー!」

「イエーイ!」

そしてイントロに合わせ「ハイ!ハイ!」とコールを入れ、会場は既にボルテージが上がっていた。俺も例外ではなく、ペンライトもぶっ取れるぐらい振り、声も高校野球をやってたぐらい出した。

(やべえ、まだ2曲目終わっただけなのに息切れしてらあ。2曲目にパワ7入れるのってこの前のライブと同じだよな)

そんなことを考えているのもつかの間。3曲目のイントロが流れ出す。

「おお、知らない空(3rdシングル)やん」

(まてまて、この流れは次SIGNALってこと!?)

3曲目が終わり、4曲目に移ろうとした時に周りがすでにペンライトを水色に変えていた。周りも俺と同じ考えで次にSIGNALが来ると予想しており、潮音センター曲なので潮音のメンバーカラーに変えているのだ。

「なんでみんなもう変えてんの?」

渡瀬が小声でそう聞いてきた。

「察し悪いなあ、1.2.3rdシングルやったってことは、、ほら」

そう答えるとSIGNALのイントロが流れ出した。

「そゆことね」

俺は集中したいので軽く頷いた。

予想が当たったテンションと1から4thシングルまで披露した感動なのかどういう気持ちが分からなかったが、SIGNALの曲調も相まってテンションが爆上がりしていた。


4曲目が終わる頃には俺も周りも息を切らしていたが、それに比例してテンションも持続して上がっていた。

(うわー初っ端4曲がこれってかなりカロリーいってんな。パフォーマンスしてる方もしてる方だぞ。やっぱあの人たちすげえな)

すると、スポットライトがステージにあたり、MCに入った。

「はーいー、、ではいきます。私たちAllceanです!よろしくお願いします!」

(さすがにちょっと息きれてんのな)

「ちょっと一旦水飲みタイム入ろっか、みんなも飲んで飲んでー」

キャストもオタクも水飲みタイムになると同時に息を整え始めた。


「はい、では大丈夫かな?早速自己紹介に移りたいと思います。歌恋ちゃんよろしくー」


「皆さんこんにちは月島歌恋です」

「つっきー!」

「やめてください!歌恋です歌恋とお呼びください」

「かれんちゃーん!」

「うふふ、ありがとうございます。はーい、月島歌恋役の西本菜月です。いやあ、ドームめっちゃ広いね!もうすんごい踊れちゃうよ!」

そう言いながらなっちゃんは奇妙な動きをした。

「www」

「ちょっとふざけましたけど全身全霊でパフォーマンスするのでみんなもついてきてください!」

「イエーイ!」

「いえい!」


「みなさーんいきますよー望月製菓は?」

「日本一!」

「望月潮音は?」

「世界一!」

「みんなが呼んでる?」

「しおん姉!」

「はい!ありがとうございます。望月潮音役、鈴瀬時音です!今回も会場のみなさんと配信と全力で楽しむのでよろしくお願いします!」

「フゥー!」


「やほやほーかんちゃんでーす」

「かんちゃーん!」

「いいこえでてんねえ〜きょーもよろしく〜」

「はい!花宮栞菜役の涼風葵です!ほんとあちあちだね、今回はいつもよりあちあちだ」

「www」

「もうね、かかってこいドーム!ってかんじでパフォーマンスするのでみなさんもかかってこいドーム!ってかんじで楽しみましょう!」

「イエーイ!」


「ええとごめんなさい、私人見知りで、、」

「剣技!」

「桜桃剣!ちがっ、えっとこれはアニメの技で、」

「かっこいいよー!」

「そうなんですこれは、、、」

「なおちゃんストップ」

今日もじゅんちゃんが口を塞いだ。

「はーい、ありがとうございます。桃瀬南桜役の斎藤華那です。2度目のドームでのライブです!正直、いまよくわからないテンションで頭の中もよく分からない感じですが、もうぶち上げていきましょう!よろしくお願いします!」

「www」「フゥー!」


「みなさーん!いきます!準備はいいかー?いくぞ!」

「サキサキナルミ!サキサキナルミ!」

「わたしのなまえはー?」

「なるみさき!」

「はい!ありがとうございます!鳴海咲役の井川純菜です!いいですか!?みなさん!ドームですよ!ドーム!うかうかしてたら置いてちゃうから全力でついてこいよ!やれるかー!」

「イエーイ!」

「ぶちぬけるかー!」

「イエーイ!!」

「さいこうだね!今日も思いやりを持ってみんなが楽しいライブにしましょう!本日はよろしくお願いします!」


「あれ、きがつけばこんなところに〜ここはどこだ〜?」

「とうきょう!」

「あ〜そーだったそーだった、ありがとね〜ん」

「はい!相原みこ役、小原結菜ですー!3年振り?のドーム!帰ってきたぜ!外は寒いけどここは日本でいちばん熱い場所にするぞー!」

「フゥー!」

「みんなで楽しいライブにしましょう!よろしくお願いします!」


「ラッキーセブンの七瀬です!」

「ヒナヒナー!」

「ヒナヒナはやめてください!」

「かわいいよー!」

「やめてー!そんなタイプじゃないんだけど、、ありがと」

「フゥーーー!」

「はい!七瀬陽菜役の柿島紗耶です!後ろの大きいモニターで映し出されるのちょっと恥ずかしいけど、2回目なんで!余裕だぜー!」

「フゥー!」

「この人リハでめっちゃ恥ずかしいなって言ってました!」

はるちゃんからの急なタレコミ。

「ちょっ、言うな言うな〜」

はるちゃんはやってやったぜの顔。

「ま、まあでも緊張はそんなにしてないので、せっかくのドームだし全力で楽しむぞー!よろしくお願いします!」


「みんなー!いくぞー!あやかマシンガーーーーーーーーーン!」

「うっ」

「ふぅ、みんなの心撃ち抜いちまったぜい!」

「はーい!瀧本彩夏役の夏元千晴です!会場のみなさーん!今日は配信もあって、向こうにいるみんなもここにいるみんなも全員で最高のライブにするぞー!」

「イエーイ!」

「さいこー!」


「皆さん楽しむ準備はできてるかしら?」

「はーい!」

「そう、なら大丈夫だら、、じゃなくて大丈夫わね」

「はい、空詩美羽役の高橋春菜でーす。ドーム、ドームだ、ドームか、ドームだー!!」

「イエーイ!」

「テンション上がりすぎて周りの人に迷惑かけないよう抑えるとこは抑えてぶち上げるとこはぶち上げていきましょう!本日もよろしくお願いします!」


「はい!この9人でAllceanです!よろしくお願いします!」

純ちゃんがそう言うと全員がお辞儀をした。

「えー、4曲終わったあとは結構息切れてしまいました。結構ハイカロリーな4曲を披露させていただきましたが、この曲順なにか気づくことはあるんじゃなーい?ね?七瀬ちゃん!」

リーダーの純ちゃんが紗耶に聞いた。

「シングル順!」

「せいかーい!みんなもわかってたよね?」

「はーい!」

「こういうのって初めてかな?どうなんだろ」

「斎藤さんが知ってます」

「わたし!?」

「たしかに!なおちゃんこういうのよく覚えてるよね!しおんちゃんグッジョブ」

「えー、私が覚えてる中だったらやってないと思うよ。しらんけどw」

「www」

「私なんかよりみなさんの方が知ってるよ!」

「やってなーい!」

「あ、やってないっぽい」

「もう6年も活動してると記憶が、歳かなぁ」

「最年長の前でそれ言う?」

「あ、すみません。涼風反省します」

「ま、まあまあ。でもこの6年でなんと2回もドームに立たせてもらってます!」

「ちは、だいぶ話の切り替えにいったね。でもそうなんです!またこの地に来させていただいたのは皆さんのおかげです!本当にありがとうございます!」

「フゥー!」

「しおんちゃんも今いってもらったけど本当に皆さん、ここにいるAllceanキャスト、スタッフ全員のおかげなので、今日は全員で愛と思いやりの溢れる最高のライブを作りましょう!」

「イエーイ!」

「よしよし、約束だぞ!」

(純ちゃんほんとまとめんの上手いな)

「それでは次の曲聴いてください」





「お待たせしました。合盛り定食と生ビールです」

「ありがとうございます」

「えー、ニャンニョム唐揚げ定食です」

「ありがとうございます」

「失礼します」

「じゃあ、お疲れ様でしたー」

「うすー」

染み入った心と体にさらに冷えたビールを流し込み意識が飛ぶぐらい染み入った。

「はあ〜最高すぎる」

「ある意味最高のコンディションだもんな」

「てかさ、今回のMCってあんま曲の感想とか振り返んなかったし、コーレスの時もなんかいつもより若干短かった気がする」

「確かに、その分曲を多くしたってことなんかな」

「まあ、最初4曲終わったあともあれだったしな」




歓声と共に流れたイントロは「Allcean'sヒーローショー」で次はは安心と安定の「knockout」そして6曲目は1期opのカップリングになっている「瞳が求めるもの」7曲目

「mysterious joker」だった。

どの楽曲もライブ映えする盛り上がる楽曲で、MCで一旦落ち着いた雰囲気を再びぶち上げて持ってき、キャストがはけていった。

(あー幕間か、にしてもとんでもねえセトリだな。瞳が求めるものは初めて見たけど間奏のダンスやべえな、キレキレすぎる!)

そんなことを思っていると幕間映像が始まり、みんな座りだしたので俺も座りながら幕間映像をみた。

今回の幕間は新規アニメーションとなっていた。場所はショッピングモールのブティックで、みこと彩夏、美羽の3人で買い物をしているシーン。そして、時系列は大会優勝後となっているっぽい。

「彩夏、たまにはこういうガーリー系の服なんて似合うんじゃない?」

「いやあ、こういうのはAllceanの活動する時に着るぐらいでいいよぅ。そういうみうはなんでも似合っていいよね」

「私もなんでもって訳にはいかないわよ。ってみこはどこいったのかしら?」

「あれ?ほんとだ。また迷子?あ!いたよ!あそこ!」

彩夏と美羽はブティックを出てみこがいるところまで向かった。みこは地元の掲示板のところを見ていた。

「どしたん?みこ?また迷子になったのかと」

「これ」

指さした先にはAllceanのポスターが貼ってあった。

「わたしたち、、」

「私たち本当にこの土地に恩返しができたのかな」

「それは、、」

「できたって!!だって、がむしゃらに走ってきたじゃん!この土地になにか残したい!なにかを頑張って全力で走りたいそういう気持ちでやってきたじゃん!」

「そうだよね」

「きっと咲なら、結果も結果だけど諦めないで走ってきた時間にこそ価値がある!って言うわよ」

「そっか、そうだよね、きっとそうだ!」

「それにあんなに街をあげて私たちのことを応援してくれてる訳なんだからその行動こそが全てなんじゃない?」

「さすが美羽ちゃんだね〜」

「よっ!Allcean1のねえちゃん!」

「そんなこと言ってもなにもでないわよ?」

「えー」

「まあ、お茶ぐらいは奢ってあげてもいいけど」

「やったあ!」

「ほら夕方にはみんなとの約束があるんだからさっさと行くわよ」

「はーい!」

「ほらみこも」

「うん!」

「ちなみにお茶ってどのお茶?」

「自販機のだけど」

「ええー」


笑いもあり、ほっこりとした話だった。

幕間映像が終わると全員立ち上がり、ライブが再開した。モニターには音楽と共に「テレビアニメーションseason1メドレー」の文字が表示され歓声とともにテレビアニメ1期のopが流れた。

(おいおいおい!やばいこれはやばい!こういうの待ってたんだよまじで!)

アニメでは9人で歌わなかった曲もここで9人で披露し、op以外は編曲し計7曲のメドレーとなった。

個人的には去年の初ライブのことを思い出し、自分のここまでの成長とAllceanがいたから自分も変われて少しだけこの1年を振り返っていた。

何をしても元の性格に戻らず、戻りたいのに過去のことが蘇りどうしても人間関係を強く持つことが億劫になっていた。たが、Allceanに出会ってから自分の中でなにかを思い出し元の自分が好きだった性格に戻してくれた。Allceanは本当に恩人だと思った。

また、この1年を通してAllceanの過去の映像だったり色んなことがあっていまの彼女たちがあってここまで走り続けてきた彼女たちのことを思うと涙を流さずにはいられなかった。


そして、メドレーが終わると幕間映像へ移った。

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