フラグ44 大学1年トリオ
GWも帰省もライブも終わり、また今日から大学もバイトも部活も頑張ろうと思い気合を入れた5月中旬の今日この頃。俺は4限が終わるとバイトまで少し時間があるため図書館にこもりシフト表を見ていた。
(なんかバイト行くのも久しぶりだな~、今日はたしか歩がいたはず。愛衣もいるなめっちゃ久しぶりじゃんか。って竜生全然入ってねえな、、そういえばもうそういう時期か)
動画を見るなりして時間を潰し、ライブのことを思い出しながらAnniversaryを聴きながらバイトへ向かった。
それぞれの道を否定しないでつながりを大切にしよう〜♪
(ここの歌詞めっちゃ好きなんだよな、じゅんちゃんもMCで言ってたし。人の数だけその人の考えがあって、ひとつひとつの出会いに感謝を。あーまじでいいライブだったな。結成日にも聖地に寄れたし最高すぎるGWだった)
GWを振り返りながらAnniversaryを2回リピートするとバイト先に着いて店の中に入ると何人か見知らぬ人がいた。
「おはようございます」
「おはようございます」
「新人さん?たち?」
「はい!」
今日は新人が3人もいた。帰省している間に増えたのだろうか。
「えっと、貴翔です。よろしくお願いします」
「山本俊哉です!よろしくお願いします!」「渡辺優人です!よろしくお願いします!」「佐藤萌香です。よろしくお願いします」
俊哉はまあまあイケメンで身長は175くらい好青年っぽい見た目で優人は平凡な顔立ちで平凡な背丈でThe普通の見た目、萌香は美人系でもあるが可愛い系も兼ね備えててクール?な感じがする。背は歌乃と同じくらいで女の子の平均値という具合だ。
「よろしくー」
楽屋に荷物を置くと店長がいた。
「おはようございます」
「おー帰ってきたかー」
「うす」
「今日ってあの3人と歩と愛衣だけですか?」
「そうだね、だからキッチンは頼むよ」
「りょうかいです」
(平日だからキッチン1人でもまわせるけど)
着替えを済ませると歩も来ていて俊哉、優人、萌香と挨拶していた。
「たかとさんお久しぶりです!」
「ういすー、はよ着替えてこい」
「うす」
歩は着替えに行き、俺と俊哉、優人、萌香の4人となった。
「3人は今日初めて?」
あのライブがなかったらおそらく俺から話しかけたりはしなかっただろう。
「僕は今日初めてですけどゆうとともえかは3回目らしいです」
「へぇ~ここはみんな同じ歳?」
「そう、ですね。今年19の代で大学1年です!」
(2個下ってことは歌乃と同じ歳か)
「としや今日初めてにしてはよく知ってんね」
「僕とゆうとは同じ中学だったので!」
「あーそこは知ってる仲ってことね」
おそらく俊哉は前に出たがる性格なのだろう。こういうタイプをどう思うかも人それぞれだよな。
そんなことを話してると愛衣が慌ててやってきた。
「おはよーございます!あ!たかちゃん久しぶり!」
「久しぶりだけどもう営業始まるからはよ着替えてこい」
「おっけー!」
入れ替わる形で歩と店長がやってきて朝礼を始めようとする。
「先に始めちゃいましょう。今日から入る山本俊哉君です。自己紹介を」
「山本俊哉です!としって呼ばれているのでよろしくお願いします!ずっと野球をやってました!よろしくお願いします!」
(おー初めからあだ名で呼べと、クセつえ~。でも野球やってたのか、上手そー)
歩が自己紹介をすると愛衣がやってきて流れで愛衣も自己紹介をした。となると俺の番だ。
「佐々木貴翔です。大学3年でよくキッチンをやってますがホールもわかるので分からないことがあったらなんでもきいてください。よろしくお願いします。」
そう自己紹介すると店長と歩と愛衣がなぜか驚いた目で見ていた。
「ということでよろしくお願いします」
朝礼が終わるとキッチンには俺と愛衣。ホールには店長、歩、俊哉、優人、萌香が残った。
「たかちゃんどうしたのさ、私と初めて被った時と全然違うじゃん!」
(あーそういう目ね)
「どうしたのって失礼だな!まあでも事実だけど、、さすがに年長者になるしね」
「だって初めの頃怖かったし」
「いやーそれは自覚あるけども、、そーいえば愛衣と会うの球技大会以来じゃね。知らないうちにキッチン始めてるしできんの?」
「そーじゃん!ちょーひさしぶり!キッチンはでき、、るとまではいかないけどがんばってる!やり始めたのは2ヶ月前くらいかな~でも5回目くらい!ちょっと前から掛け持ち始めててこっちあんまこれないんだよね」
「それできねえやつだろそれ!って掛け持ちしてんのかすげえな。こっちもそんな仕事できねーのに」
「そーなんだけどそーじゃない!」
「おれ一人でやったほうがいい気が」
「そんなこと言わないでよー!」
「もしかしてこっちホールクビになったんじゃ笑」
「やめてー!なってないからー!笑」
「でもなんだかんだで続けててえらいよ、すぐ辞めると思ったし」
「うちもそう思ったけどなんか続いちゃってた笑」
苦手だった愛衣とも話してみるとおもしろくて案外真面目で素直なんだなと思った。きっと苦手だと思って壁を作ってちゃんと見ていなかったのは俺だったんだなと思った。
17時台はお客さんも来なかったため掃除しながら(してるフリをしながら)話していると店長が業務をしに楽屋に行ったみたいで歩が話しかけてきた。
「たかとさん、ゆうとも野球部だったらしいですよ」
「まじ!?集まるもんだねえポジションは?」
「キャッチャーだったらしいです」
「そっか、てか3人とも呼んできて話そうよ」
「え!あ、そうすね」
テーブル席でオーダーのとり方をメモしてた3人を呼んできてもらった。
「たかとさんが3人と話したいって」
「変な言い方すんな、みんなで話してた方が楽しいじゃんってこと!」
「3人って大1ってことでしょ」
俺は愛衣の方を見た。
「なにたかちゃん」
「いや、愛衣いくつだよ」
「ピチピチの高3でーす」
「やっぱ愛衣大学生にしかおもえねーぞ」
「そんなことないよねー?あゆむさん」
「そうだね、たかとさんそれはないですよ」
「うぜー」
「年下だったんですか!?僕、愛衣さんって言ってましたよ」
お前の第一声それでいいのか、ゆうと。
「あー自己紹介のとき歳いってなかったもんな。最初はだれが何歳かわかんないよなーほぼタメ口で成り立ってるしうちは。ゆうとともえかは今日3回目って言ってたじゃん、他だれとシフト被った?」
「僕は朔斗さんと歩さん、新汰さん、彩斗、美波です」「わたしは朔斗さん、歩さん、新汰さん歌乃さんと同じでした」
「歌乃さんって歌乃は萌香と同じ歳だよ」
「え!そうなんですか!?」
「そーそー」
「落ち着いてバイトしてるので年上かと思ってました」
(最後にバイトであったのはGW前だけどもうそんな落ち着いてバイトできるようになったのか)
「それと2人とも竜生とは会ってないのか」
「そういえば竜生さん最近シフト入ってないですね」
「あいつ前半シフト入れすぎてもう扶養ピンチなんだよ。GW後の毎年の風物詩だよ」
「そーなんすね、たしかに前半ほぼいましたもんね」
「竜生っていうあたまおかしおもしろいやつがいるんだよ、運があれば会えると思うよ」
「もう扶養入るなんて相当シフト入ってたんですね、何歳の人なんですか?」
「今年22の代で大3だからとしの3つ上か。ちなみに俺と朔斗は同じ歳で歩と同じ歳なのは新汰だっけ?であとはみんな一緒で愛衣はいちばんしたー」
「まってわたしは歴はあゆむくんより上だもん!」
「でも仕事は歩のほうができるぞ圧倒的に」
「ねーえー!」
「いいじゃんかみんなから可愛がられてんだから一番下の特権だぞ」
「そっかじゃあいいや!」
そんなこんなで談笑しつつ18時にもなるとお客さんが入り少し真っ当に仕事をしだした。18時から19時にかけて来店が続きホールが回らなくなってきているのを感じた。
「とりあえずお通し出しといたから一旦ホール出てくるわ。オーダー溜まっても無視していいよ」
「わかった!」
俺は愛衣にそう伝え、一度ホールに出た。
(とりあえず(食いもん)提供してドリンク作ってと)
俺は溜まってた商品を出しドリンクのオーダーも溜まってたのでそれらを一旦片付けキッチンに戻った。
(オーダーそこそこあるけどまだいけんな、洗い場も少し片して作るか)
溜まっている洗い物を片付けて再度キッチンに戻った。
「たかちゃんだいぶ溜まっちゃってた。ごめん」
「気にすんなこんくらいのオーダー秒でさばいたるわ」
「たかちゃんかっけえ!」
「まかせとけって、ただレジ来たらお願い」
「わかった!」
(とりあえずスープ系を火にかけて、サラダとご飯系を出しつつ食べほ(食べ放題)以外を出しとくか)
「32卓、22、25、様でーす!」
「たかとさんあざす!」
「食いもん来てないとこありそうだったら言って」
「41卓と33、34がないです」
「おけ、すぐ出す」
(そいつらを出したらスープが沸騰するから出してと)
「ほい、歩さっきの」
「あざす!」
「たかとさん、32卓様のご飯って出しました?」
「出したけど来てないって?」
「はい」
「そこってたべほ?」
「えっと、、そうです」
「じゃあすぐ出すからちょいまち、、、はい先持ってってくれる?」
「分かりました」
「さんきゅー萌香」
(まあ新人いると提供間違えするもんな)
「たかちゃん一旦ドリンク作ってくる!」
「おけ!肉も出しとくから行ってこい!」
「りょーかい!」
「ほい、スープ。ゆうとこれもってって」
「わかりました!レンゲないんですけど、、」
「銀スプーンでいいよ」
「わかりました!」
(で、一通りこっち出し終わったから肉か、、って調理場汚ねえな、皿もねえのか洗い場は、、そんな溜まってないな)
「ゆうと、とし空いてる皿とかあったら下げてきてくんね」
「わかりました!」
(単品を優先的に出してってたべほはパパっと出しちゃえばいっか)
「ほい、ちょいおまたせのにくたちでーす」
「洗い物お願いしまーす!」
「ナイスタイミングだ!あいー!グラスまだあるー?」
「もう無くなっちゃうかもー!」
「洗っとくわー!」
「まじありがとう!」
(とりあえず2.3回(食洗機を)まわして戻るか)
俺はグラスを洗い愛衣に渡した。
「はいどーぞ」
「ありがとう!」
(皿もこんくらいあれば大丈夫だろ)
俺は皿を持って再びキッチンに戻りオーダーをさばいてった。それから15分ぐらいするとオーダーも来店も止まり穏やかになった。
「たかちゃんただいまー!」
「おう、ほとんどやっちゃったわ」
「ほんとにひとりでまわせちゃってるじゃん」
「2年近くキッチンやってりゃこんなもんよ」
「かっけー!」
「それと調理するとこ汚すぎ笑」
「すみません」
「オーダーの物量は多いけど肉なんて盛ってタレかけりゃ終わりなんだから焦んなくてもさばけるよ」
「なんか焦っちゃうんだよね」
「どうってことねえよ、アラカル(単品)だけ綺麗に分量測ってやればたべほなんててきとーでいいんだから」
「ガンバリマス」
その後の20時以降は完全に来店が止まり俺は休憩に入った。
(ふぅ~さすがにつかれた~飯作ろ)
俺は賄いを作り楽屋に戻って食べていると優人が休憩で入ってきた。
「お疲れ様です」
「ういすー、賄いのルールとか知ってる?」
「はい、大丈夫です」
「そかそか」
俺が賄いを食べ切ると優人が賄いを作り終わって戻ってきた。
「あの一瞬やばかったねー」
「もう頭回らなくなりました」
「そんなもんだよ3回目なんて」
「でも貴翔さんすごかったです!」
「え?あーもう3年やってるからそんなもんだよ朔斗のほうがもっとできるし」
「いや色々指示とか出しててすごかったですよ」
「さすがに褒めすぎ笑飯食いな」
「はい!」
俺が適当にスマホをいじっていると今度はとしと店長が入ってきた。としは初回なのでおそらく上がりなのだろう。でも楽屋に男4人は少し狭いしだいぶむさ苦しい。
「今日はこれで上がりで次は来週の火曜日入れる?」
「はい、大丈夫です」
「じゃあ反省を貴翔としといて」
「え、僕ですか?今日キッチンだったんですけど」
「さっきちょっと歩とやってたからキッチンから見てをよろしく」
そう言うと店長は楽屋を出ていった。
「えーじゃあ、今日ミスったこととか覚えたこと次に活かしてやればいいと思うし平日でも今日みたく一瞬まわらなくなることあるからそういうときこそ焦らずやればいいと思うよ」
「ありがとうございます!」
「じゃあ着替えて上がっちゃっていいよ、最後みんなに挨拶して帰ってな」
「はい!」
「俺もう休憩終わりだからおつかれー」
「お疲れ様です!」
楽屋を出て食器を置きに洗い場に行きキッチンに戻ると店長がいた。
「すみませんありがとうございます」
「クローズも少しやっといたから!」
「あ、ありがとうございます」
「としには賄い食べていいか聞かないんだね」
「え?あー歌乃の初日のときのことですか?いやあれは一人暮らしだし、一応部活の後輩にあたるし、としは男だから欲しかったら自分で言えってかんじです笑」
「そっか、ちょっと準備してたのにな」
「いやなんもしてないじゃないっすか」
「www」
「貴翔、今日みたいに色々指示出していいから。君はもうベテランで能力も持ってるし先頭に立っていい人なんだからね」
「はい、ありがとうございます」
(この人ほんとに意外と見てんだよな人のこと)
そう話すと店長はホールに出ていき今度は萌香と愛衣が休憩に入り入れ替わりでとしが挨拶して帰って行った。
するとすぐに萌香と愛衣が賄いを作りに来た。
「今日は疲れたしご飯も食べちゃおー」
「ずっとドリンク作ってたけどな」
「ごめんなさいー、さっきはアドバイスくれたのにー」
「いやずっとドリンク作ってたからえらいなーって」
「ぜったいうそー!」
「わかったから飯作っちゃえよ」
「はーいー、萌香ちゃんお肉なにたべるー?」
「まだあまり種類分からないので愛衣と同じでいいよ」
2人はキャッキャッしながら賄いを作り楽屋に戻って行った。
(さすがにあの輪には入れん)
最後は歩が優人と入れ替わる形で休憩に入り賄いを作りに来た。
「あの一瞬まじでやばかったです。軽く死ねました」
「店長もずっとレジいたしな。よく踏ん張ったよ」
「さすがに新人3人見ながらはきついっすね。一瞬でもホール出てきてくれて助かりました」
「3人はどうだった?」
「まあー微妙っすね笑」
「あれくらいが普通だよ、最近入ったので言うと歌乃が出来すぎてただけだから」
「自分の後輩持ち上げるんすね」
「それもあるけど客観的にみてもそうだろ」
「まー間違いないっす」
腹が減っているようで歩は大量に米を盛りそそくさと楽屋に戻って行った。
22時には休憩も全員戻ってきて俺も一通りクローズは終わった。
「あいー、おれ洗い場綺麗にしとくからなんかあったら呼んでー」
「わかった!」
「綺麗にかつ早くクローズ進めろよ」
「まかせといてよ!」
(あいつ全然洗い場まわしてねえだろだいぶ洗いもんたまってんぞ)
来店もそれほどなかったので俺は洗い場にこもり30分ほどしてようやく綺麗になった。俺はキッチンに戻り愛衣の様子を見つつ残りのクローズ作業を進めた。
「たかちゃんみて!綺麗に早く終わったー!」
「ソーデスネ、ガンバリマシタネ」
「なにそれー」
「レンジまだ汚ねえぞ」
「あ!忘れてたー」
「それ終わったらドリンク場もやっといて」
「わかったー」
俺はたまに来るオーダーをさばきつつキッチンすべてのクローズ作業を終わらせた。
(もう23時か、ホールはあんま進んでなさそうだな。歩もキレそうだしホール出るか)
「あいー、おれホール出るからもしオーダーとかきたらよろしくー」
「はーいー」
「おれテーブル拭いてくからお客さんみといて、でたまに愛衣も見てやって」
「わかりました!ありがとうございます!」
最後のお客さんが帰る頃には使った全卓の拭きあげが終わりホールもごみ出しとトイレ掃除のみとなった。
(これでよし、洗浄機閉め終わったかな。まだちょっと残ってそうだからキッチン確認してグリースやるか)
グリース、グリース・トラップとは飲食店で働いたことがある人は知っているであろう。簡単にいえば残飯や食べ物の屑などが直接下水道に流れないようにしてあるゴミ受けみたいなもので、かなり臭いし汚いものだ。
だいたいキッチンの片方が洗い場をしめて片方がグリースに引っかかったものをすくい、綺麗にすることをやる。もちろん手袋はする。
俺はグリースをやり、そのごみを店の外の店用のごみ捨て場に捨て店に戻った。
「たかちゃん最終チェックおねがいします」
「おけー」
俺は洗い場とドリンク場、キッチン全てチェックし指摘する点がなかったので楽屋に戻って退勤した。
「お疲れ様でしたー」
「はい、おつかれー」
みんな疲れたのか椅子の座ってぐったりしている。
「じゃあ軽く終礼します」
「はーい」
「今日の売上が15万であの一瞬で10万近くいきました。新人3人組もよく耐えたけどもう少し動いてほしかったです。愛衣は盛り付け綺麗に作り間違えに気をつけてやりましょう。あとは今日は貴翔に助けられました。ありがとう。歩も新人を教育しながらよくやってくれました。ありがとう。ではお疲れ様でした」
「お疲れ様でした」
終礼が終わるとみんな少しずつ動き出し着替えを済ませて店長に挨拶して店を出た。
「おつー」
「お疲れ様です!僕はこっちで萌香は電車で駅の方で同じなんで」
(なんでそんなこともう知ってんだよきも)
「はーいじゃあおつかれー」
「優人は?」
「僕はチャリです!」
「方向は?」
「線路沿いずっと行きます!」
「じゃあ同じ方向か」
俺、愛衣、優人は自転車で途中まで同じ方向なので一緒に帰った。
「貴翔さんって最初からあんなにできたんですか?」
「いや、1ヶ月くらいずっと提供で案内とかもしてなかったよ」
「えー!そうなんですか?」
「そーそー、1年くらいホールやってその後ずっとほぼキッチンかな。そういえばちょうど去年の今頃だっけ?愛衣が入ったの」
「そーだね、そんな経ったんだ!」
「愛衣はそもそもそんなシフト入ってないからこんなざまだけど」
「ねえー!」
「慣れれば大したことないよ、優人はおどおどしすぎだけど」
「すみません、あ、僕こっちなんで!」
「おーおつかれー」「おつー」
「お疲れ様です!」
「愛衣はもういっこのほう(掛け持ちの方)どうなの?」
「んー同じ飲食だけどまあまあってかんじ」
「それは人が?」
「そー」
「まあうちが仲良すぎてるってのもあるけど」
「でも最近は竜生さん入ってないし健人さんもいなくなったしあれだよね」
「それはそう」
「だいたい俺、歩、朔斗が入ってるし。朔斗入りすぎてあいつテストとか大丈夫なんかな」
「なんだかんだで上手くやってそう」
「たしかにそれはあるわ」
「じゃあわたしこっちだからじゃーねー」
「はーい、おつー」
俺は家に着いてシャワーを浴びてアニメを1本見てから明日もレポートをやったり(たぶん)するので寝た。




