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フラグ20 冬コミ!後編

「この後どうすんだっけ?」

「とりあえずアキバ行って飯食って帰る感じだな」

「おけ夕飯は19時で予約とってあるからそれまでアキバで遊ぶ感じでいいんだら?」

「そーそー」

こんな感じでいつも予定は俺が立てるが店の予約なんかは渡瀬がやってくれる。いつからかこういう役割分担になっていた。

秋葉原は上京してきて簡単に行けるようになったが家から1時間半ぐらいかかるためあまり行っていない。

ただコミケの後秋葉原によるのはこれも恒例行事となった。コミケでテンション爆上がりしたあとに行くアキバは格別で通常の倍は楽しい。オタクにとって秋葉原とはそういう場所なのだ。

数十分後秋葉原に着き電気街口へと出る。

(あっきはばらー)

とりあえずグッズを漁りに行き特に何も買わずゲームセンターに向かった。

「これAllceanのフィギュアじゃん。いいの?やらなくて」

「え、いやーーーとりあえず1回やって様子見るわ」

渡瀬が1回試してみるがアームが弱いように見える。

「これアーム弱くね」

「いや、たぶんずらしてって横ハメで取れる」

「あーそーなん?1時間でとれるん?」

「まあいけるら」

時刻は17時半18時にはゲームセンターを出たい。

なんだかんだで順調に進んでいき取れそうなところまできている。

「たぶんここを右アームでずらせば取れるんだけど」

何回かやるが案外とれない。

「ちょっとアシスト頼んでくるわ」

「それありなん?」

「よくやってるよ、店員呼んでくる」

数秒で戻ってくると

「ちょっとアシストお願いします」

「はーい、ここの角を押すと取れるんで」

「ありがとうございます」

店員が少し動かし言われた通りにやってみるとすぐにとることができた。

「いい人で良かったわ。たまに下手な店員いるんだよね」

「そうなんだ」

俺はあまりクレーンゲームをやらないので分からないが案外3.4000円で取れるんだなと思った。それといつも一言多いんだよなとも思った。

「今何時?」

「18時だからまだ少し余裕あるね」

「じゃあトライポッドやっていこーぜ」

「なにそれ」

「去年やったじゃん、お菓子がタワーになってるやつ」

「あー結局取れなかったやつね」

場所を変え2人で交互にやることにした。

「あーこれ滑ってんな」

「え?」

「タイミング良く押してもズレちゃうんだよね」

「そんなんあるんか、でも実力じゃね」

「いや違う!」

次に俺がやってみると当たりレバーが落ちたが物は落ちてこない。

「すご、1発で当てたやんでも何本か落とさないと取れないんだよね」

「あーやっぱそうなん?じゃあ次オネシャス」

その後何回かやったが落としきれず時間も時間なのであと1回ずつやることになった。

渡瀬が奇跡的に1本落とした。

「たぶんあそこ落とせば落ちるよ」

「任せとけ」

ドン!

俺も奇跡的に当ててタワーになっていたお菓子が落ちていく。

「ナイス!」

「これやばいね!癖になるわ!」

「これで今日の夜食確保できたな」

「でけえ!でもこれ持って店行くのか戦利品もあんのに」

「それは、、、いいんじゃねw」

「ってことで店までの案内おねがいします」

ゲームセンターを出て渡瀬がマップを開き先導する。ゲームセンターから15分程歩いたところで渡瀬がここと言い店へと入る。

「予約した渡瀬です」

店員が予約を確認し案内する。

「予約は食べ飲み放題ですね。画面動きましたらこちらのタッチパネルからご注文お願いします」

「はい、ありがとうございます」

「お!ちゃんと生入ってんじゃん!さすが!」

「いつもビール飲んでるしね」

「まじナイスすぎる」

予約した店は焼肉屋でちゃんとアルコールの飲み放題もついていた。ありがてえ。

「とりあえず適当に頼んじゃうわ。サラダと米は?」

「中で」

「おっけー、はいとりあえず頼んだからあとはいいよ」

渡瀬にタッチパネルを渡した。長年の付き合いともあると少しの言葉で会話が成立するのでかなり楽で助かる。

「失礼します。生ビールとレモンサワーです、それとお通しです。」

「ありがとうございます」

「じゃあ、コミケお疲れ様でしたー。かんぱーい」

焼肉を食べつつお酒を飲みつつ合間にアニメの話をしながら夕食を終えた。

「うわー食った食った。これで7000円ならじゅうぶんだわ」

「学生と社会人2年目だと少し高いけどたまにはいいよね」

「帰る気になんねー電車めんどくせー」

「しゃーなし、行くか」

会計を終わらせ駅へと向かい電車に乗る。

「乗り換え何回?」

「えっと、2回乗り換えでとりあえず西武新宿線乗っちゃえば大丈夫」

「おけ」

くたびれながらも乗り換えを間違えることなく無事家へと着いた。時刻は22時、俺も渡瀬も疲れすぎて話す気力も無くなっていた。

「とりあえずシャワー浴びてきてー」

「おけー」

渡瀬かシャワーを浴びている間に戦利品の開封の儀式を行った。

(今回は目の前で売り切れることなく目当てのものはほとんど買えたし勝利だな)

戦利品を整理していると数分で渡瀬がシャワーから出てきて入れ替わりで俺もシャワーを浴びた。

俺がシャワーから出てくると渡瀬がゲームセンターでとったお菓子を食べている。

「もう食べてるやん」

「腹減った」

「さっき食ったばっかじゃんw」

「これは別腹だから」

昨日買ったお酒が余っていたのでそれを開けて俺も参戦した。

「次はライブかあ渡瀬初めてだっけ?」

「おん」

「じゃあやばいよ、めっちゃテンション上がるし3ヶ月はライブで歌った曲聞くことになるよ」

「まじ楽しみなんだよね。で、相談なんだけど当日物販並んでくんね?」

「あーいいよ俺も多分買うし。会場もこっから1時間ぐらいだし」

「まじ!?ありがとう。仕事で前の日にこっち来れないからさ」

「おけおけ、どっかのタイミングで欲しいもん送っといて」

その後布団を敷いたり歯磨きなどして布団に入り雑談していた。

「でさー今日Allceanの曲聞いてたんだけどさ僕らの出会いって曲良いよね」

「、、、」

(寝てる。毎回毎回話してる途中で寝落ちするんだよな数秒前まで喋ってたのに。しょうがない寝るか)

現在12月30日午前1時、今年もこうやって過ごせて良かった。明日は帰省し年末年始は実家で過ごす。今年も楽しかった。そしてあと2週間もすればAllceanのライブだ。

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