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フラグ17 球技大会!

期末期間が終わり少し経った土曜日、今日は昼に以前から企画してくれていた球技大会で夕方からは渡瀬が来る。

とりあえず大掃除も終わらせあとは迎えるだけの準備を行い市内の体育館へ向かった。

「おいっすー、おつかれー」

「おいっすー」

5分前に到着しているのにあまり人が集まっていない。

(いつもの事だから仕方ないか)

集合時間から15分程度遅れてみんな集まってくる。

「集まってきたからとりあえず入っちゃおうぜー、みんな俺についこい!」

相変わらずこういう時は竜生が先導し各々体育館へ入っていく。

「あゆむ!新人の子たち連れて準備しといて!」

「分かりました!」

竜生が指示をすると歩を中心に準備を始めてくれている。とはいえ、最初はドッヂボールなのでボールを出すだけなのだが。

「かなこさーん!もう始めちゃおうよ!」

「おっけー!チーム分けしてあるから今日はこのチームでおねがいねー!ちゃんと公平を期してチーム分けしてあるから」

俺のチームは健人、朔斗、咲さん他新人チーム。一方は竜生、歩、かなこさん、愛衣他新人チーム。7人ずつのチームだ。

各チーム詳細はというと、俺は野球歴14年のオタクスポーツマン、健人、朔斗は高校までのサッカー歴12年の現在ヤニカスマン、咲さんはスポーツ経験ほぼなし、他新人3人はスポーツの経験は中学までとの情報。

竜生チームとはいうと、竜生は中高サッカー部の現在ダンスサークルに入っているヤニカスマン、歩は野球歴13年の現在体育教師を目指している超絶スポーツマン、かなこさんは高校は運動部だったらしいが他は不明、愛衣はスポーツは全くやったことの無い万年体育2(5段階評価)の成績、他新人3人中1人は現在運動サークルに入っているのだという。

ドッヂボールが始まると歩が次々と当てていく(主に男を)。なんとか健人が捕り反撃開始する。まず竜生を当て、こっちは女の子集団を当てていき残り歩と愛衣だけになった。

歩はボールをひとまず外野に渡し竜生が朔斗を当て復活するが、復活しようとしたところを健人に狙われ即外野行き。

ボールは歩に渡り、しびれを切らしたのか俺のチームの女の子2名を当て俺、健人と歩、愛衣の2-2となった。健人が容赦なく愛衣に当てその後、歩が健人に当て俺と歩の一騎打ちとなった。

「たかちゃーん!やっちまえ!」

「歩負けんな!」

(これ避けれない空気だな)

歩が投げるとボールは少し抜け上に逸れる。

軽く捕れそうだったので手を伸ばしたら上手くとれず当たってしまった。

「たかちゃーん!なにやってんのー!」

「ごめんなさーい!」

といいながら土下座した。


20分ほど休憩し次はバスケに移る。

バスケは5-5で行い男3女2の規定で行うこととなった。

俺のチームはヤニカスマン2人がそこそこ限界だったので最初は他4人が参加し竜生チームは竜生、愛衣以外の5人となった。

バスケは基本的には誰かとマッチアップするがそこまでガチじゃないので自由にやっていく。が、やはり俺には歩がついている。

歩はさすがに運動神経が良くバスケもそれなりにできるが俺も高校の部活引退後は放課後よくバスケをやっていたのでバスケの実力はトントンだ。

とはいえ、どちらもシュートが入らないのだが。

5分ぐらい互いのチームも点が入らなかったが、俺が適当に打ったスリーポイントが入り先制した。その後悔しかったのか歩がレイアップを決め3-2となったところで限界だったので健人に交代した。

「たかちゃん!ナイッシュー」

「ああさんきゅー」

と朔斗に言われハイタッチした。ちなみにあれからたかちゃん呼びが普及しほぼみんなから呼ばれるようになった。

健人はあまりバスケは得意じゃないようで次々と歩に抜かれていくが反則スレスレ(ほぼ反則)の行動をし歩を止めていた。それを目にした朔斗は面白がり新人の子と交代した。数分後さすがに疲れたらしく歩と竜生が交代する。

それからあまり進展はなく終わってみれば7-4と勝ったが超泥試合となった。

はい!次!


やっと後半戦次はバレーだ。バレーも5-5で男女の規定はなく始まった。とりあえず10点3セットマッチ。

相変わらず歩はバレーもそれなりに上手くレシーブもサーブも基本的全て上手い。ここまでドッヂボール、バスケ、バレーをやったが意外と目立っていない健人、朔斗、竜生。イケメンと運動はそんな比例しないらしい。おそらく俺の方が上手いくらいだ。

2セット目から俺は参加し既に1セット取られている。

「たかちゃんサーブお願い!」

「はいよー」

さすがにジャンプサーブなど出来ないので下からサーブを打つ。

「たかちゃんのサーブめっちゃ無回転なんだけど!」

愛衣がレシーブをミスりなんか1点入る。もう1回打つと竜生の元へ飛び竜生もレシーブをミスり点が入った。

竜生チームは歩がいないと点が入らずむしろミスを連発し1セットとった。

1-1で迎えた3セット目お互いフルメンバーで戦う。

竜生チームは歩を中心に攻撃を組み立て、俺のチームはミスをしつつもなんとかくらいつき9-8で竜生チームのマッチポイント。

サーブは安心安定の俺。できるだけ歩には取らせないところに打つが拾われちょうど朔斗、健人、俺の間に返ってくる。そこで3人がお見合いしゲームセット。

「たかちゃーん!とってよ!」

「ごめんてー!」

「地味にたかちゃん戦犯じゃね」

「ごめんてーでもバスケで3ポイント決めたじゃん!」

「まあプラマイ、そこそこマイナスじゃね笑」

「だまれえー」

気を取り直して最後はフットサルだ。

やっと健人、朔斗の得意分野となるが2人ともだいぶ限界がきている。

「ほら2人とも見せ場だぞ」

「ちょっとまってまじきつい」

「行ける時言うからたかちゃんお願い」

「おいー」

(俺フットサルっていうか足使う系苦手なんだよな空振りするし)

そう思いつつコートに出るとまたもや歩が初めから出るようだ。

「またお前いんのかよー」

「まだまだいけるんで!」

じゃんけんだけは勝ち俺のチームボールから始まる。

開始直後、歩がボールを奪いに来ると怖いのですぐにパスを出した。その後、いい感じに攻めるがどフリーで俺が空振りしチャンスを逃した。

「たかちゃんなにやってんの!」

「うるせー!」

その後、華麗にカウンターをくらい1-0となったとこで健人と朔斗が入り俺は交代。

2人が入ったあとは攻め続け竜生と歩のディフェンスもかわし2人のパスワークで2点を入れた。2点入れたところで2人は力尽き再び交代。

とりあえず戦犯にならないようボールを持たずすぐにパスをするようにしているがパスしようとしたした瞬間歩が現れカットしようとする。が、途中で止めフェイントしたみたくなりかわすことができた。

視界に入った健人と朔斗がそのままいっちゃえと言っているっぽいのでもういいやと

ゴール前まで運ぶゴール前には竜生がついており、よく分からなくなったので強引にシュートし決まったところで試合終了。

「たかちゃんやるじゃーん最後良かったよー」

「サンキュー」

と言いながら健人と朔斗とハイタッチをした。

球技大会が終わってみれば2-2の仲良く引き分けとなった。俺も最後決めたことでプラマイゼロの活躍となった。

その後少し時間があったのでフリースロー対決や1on1など各々運動をしたりして球技大会は終わった。

片付けをし終わったところで竜生がみんなを集め写真とろーぜと言い全員集まって写真をとった。

(バイトのみんななのにサークルみたいだな)

体育館を出たところでここでも竜生がみんなを集めていた。

「この後昼飯行こーぜ!行ける人で!」

ほとんどみんな行くような流れになっていたが俺はこれから渡瀬が来るので行きたかったが断った。

「ごめん!今日これから友達家に来るから行けないわ」

「そっかたかと言ってたもんな、みんなー!たかと帰るって!」

みんな足を止め送り出す雰囲気になった。

「たかちゃん今年最後だっけ?」

「そうね、次会うのは来年だな」

「じゃあ良いお年をだね」

(朔斗はめっちゃいじってくるけどなんかこういうとこ憎めないんだよな)

「そんじゃおつかれーまた来年!良いお年を!」

そう言うとみんなお疲れ様ですとかおつかれとか言いつつ「?」と思っていたっぽいが数秒後、竜生がそっかたかと今年最後じゃんと言うのが聞こえた。相変わらず声がでかい。

よし、帰って少しすれば渡瀬が来るしコミケへの準備だ。切り替え切り替えと超特急で帰った。

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