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フラグ13 真の後輩キャラ登場

色んなことが重なって未だ何をするにしてもやる気がない日常を送っていた11月上旬。バイトに新しい人が入ってきた。

(変な時期に入ってきたな)

「広瀬歩です!よろしくお願いします!」

見た目は普通にイケメン犬っぽく、筋肉もつきしっかりしている。元気が良く、The後輩って感じだ。

よろしくと全員自己紹介した後で朔斗からあいつ野球部らしいよと言われ、どうせ硬式だろうなと思っていたところ何やら違うらしい。珍しく人について気になったので聞いてみた。

「歩って野球部なん?」

「そうですね!大学で軟式野球やってます!」

(俺と同じだ)

「どこの大学?」

「学栄大です!」

東京来て2年目で多少大学名も知ったのでたしかそこはかなり頭が良い大学だ。そして記憶が正しければ今年の3月に試合した。

「まじ!?たぶん今年の3月試合したぞ!」

「たしか東彩大ですよね?さっき朔斗さんから聞きました。人芝(人工芝)のグラウンドでしすよね?やりましたやりました」

「まあ俺試合出てなかったけど出てた?」

「一応出てました。ショートです」

「さすがに覚えてねえわ。すげえな2コ上の代でレギュラーなんて」

「まあ、たまたまですよ」

色々きくと小学生から野球をやっていて中高は硬式で高校の時は県大会決勝まで行ったらしい。そして、今は先生を目指して今の大学にしたらしい。

「いやでも野球人間が入ってきて良かったよ今までいなかったから」

「そうなんですね、僕もよかったです。これからよろしくお願いします」

これが俺の中でいちばん面白い後輩、広瀬歩との出会いだった。


バイトが終わると健人が話しかけてきた。

「珍しいね貴翔が新人とあんなに話すなんて」

「まあ野球っていう共通点あるし、なんか話しやすいんだよな」

「たしかにそれはわかる。なぜか話しやすいな、竜生みたいだな少し違うけど」

「それもわかる」

「てか最近っていうかここ1ヶ月、貴翔全然元気なくて久々にちゃんと話した気がしたわ」

(さすが健人だなよく人のこと見てんな)

「いやまあーそれはごめん笑」

俺も久々に人と話した気がした。たぶん話していたのだろうけどたぶん感じ悪くなっていたのだろう。完全に吹っ切れた訳じゃないがちょっとずつ元気だしていこう。周りに迷惑かけるのは俺がいちばん嫌いなことだから。

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