表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【コミカライズ】信長の嫁、はじめました ~ポンコツ魔女の戦国内政伝~【受賞&書籍化】  作者: 九條葉月
第15章 清洲城の変

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

813/832

閑話 危うい男



「これは危ないかもしれませぬ」


 平手長秀の言葉に太田牛一は「いやいや」と軽く手を上げる。


「そこまで危なくはないでしょう。今の斯波家に、命を賭してまで政秀殿の命を狙う忠臣はおりませぬ。ほとんどの人間が儂に三郎様との繋がりを求めているくらいで」


 繋がりを求める。

 つまり、織田信長に仕えられないかと画策しているということなのだろう。


 それはそうだ。

 このまま斯波家に使えていたところで禄(給料)すら出るか怪しいし、戦もないだろうから恩賞をもらえる当てもない。ここは飛ぶ鳥を落とす勢いの織田家に鞍替えした方が利口に決まっている。


「それに、万が一に備えて由宇殿が護衛に向かったのです。あの帰蝶様に剣を向けたほどの政秀殿と、若手一の武勇を誇る由宇殿。二人が合わされば多少の襲撃者など……」


「それが、危ういのです!」


 突如とした長秀の叫び声に、牛一も森可成も目を見開く。


 そんな彼らを一瞥してから長秀は厩(馬小屋)へと走り出した。


 無論牛一と可成も後を追う。


「お、お待ちくだされ! いや失礼いたした! 父君を心配する気持ちは分かります! ここは拙者も同行いたしましょう!」


 よく考えなくても平手政秀は平手長秀の父。だというのに無神経だったかと反省する牛一だった。


 厩に到着し、馬の準備をしながら長秀は呟く。


「では、こちらも失礼を承知で。――危ういというのはあの男です」


「あ、あの男とは?」


「由宇殿です」


「ゆ、由宇殿が?」


 牛一としては戸惑うしかない。由宇は確かに斯波家への忠誠心が高いが、斯波義銀の最近の言動には辟易としているはず。まさか義銀の言いつけ通りに政秀を暗殺などしないだろうし……。


 未だに楽観視する牛一に、長秀は少し冷たい目を向けた。


「あの御仁の目には――狂気があります」




お待たせしております


色々やっていた告知が三つあります


1,信長の嫁、2巻が4/15日に発売となります! 各サイトにて予約受付中ですのでよろしくお願いいたします!


https://amzn.asia/d/da2ZhgM


2,信長の嫁、1巻がKindle、ブックウォーカー様にて無料読み放題中です!


https://amzn.asia/d/ij6jMtd

https://bookwalker.jp/de521ac4f2-07bb-423e-b95d-ffe202580f43/


3,4/13日、群馬県高崎市大聖護国寺にて開催されます『大人の歴史講座』におきまして、自分がゲストとして呼ばれることになりました。一部、信長の嫁のお話もさせていただく予定です。


また、サイン本の販売も行いますのでよろしくお願いいたします。


https://daisyou5592.jp/archives/1895








評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ