魔族は温和そう
趣味なんで、書きたいこと書きます。
神から貰ったスキルが便利すぎる件
いや、ね、結構面白いよ。見ようと思っただけで、相手のステータスとか分かるし、正体とかもすぐに分かっちゃう。さらにいえばヘルプがあれば情報収集の必要ないし。
これだったらカッコつけずに戦闘スキル取れば良かった...
あの神、もっと願い増やしてくれよ!別にいいだろ!減るもんでもないし!
いや、これからどうやって生きていけばいいんだよ。よくよく考えたら戦闘スキル取った方が『鑑定眼』とか生かせたかもしれないし...
「あの?」
ん?俺って今、魔族と話してるよね?魔族の親玉って魔王なんだよね?ヘルプさん曰く。
俺のステータスって"器用さ"以外は多分一般人レベルだよね?...あれ?何でわざわざ正体暴いて危険さらしてるんだろう?
「あの?すいません...」
しかもこの人って攻撃力と防御力、軽く俺の10倍あったよね?あれ?俺ピンチじゃね?
「聞いてますか!」
「はっ、はい!聞いております!どうぞ何なりと聞いてください」
まぁ、世の中は力だ。力があるものが上位に君臨する。
「急に従順ですね?」
「いやぁ、できれば殺さないでくれないかなぁとか思ってたりしたりして...」
勇者の俺って抹殺対象でしかない気がするけど、殺すんならせめて一瞬で殺して欲しい...
「勇者さんは殺さないですよ?」
「え?どうゆうこと?俺って一応神から"魔王殺せ"って言われてるんだけど?」
「だって別に勇者さん自体には何の使命もないですし...」
え?だから魔王を殺すっていう使命が...
「そもそも勇者はどちらの種族にとっても勇者なんですよ。私たち魔族の主神と人間の主神は同じですし、本当は勇者自体が二つの種族にとっての勇者であって、殺害や暗殺などの使命を負うことはありません。神様の言葉を思い出してみてください」
あっ...そう言えば使命とかは何もなかった気がする。
魔王を倒すってのは俺が地球に戻れるための手段であって、この世界で暮らすには問題なかった...はず?こういう時はヘルプさん。
(ヘルプさん。勇者について教えて)
~ヘルプ~
勇者:人間と魔族の関係を繋ぐ者。別世界から人間を連れ、特典として神から三種類のギフトが送られる。
※この世界の勇者は戦闘よりも交渉や対談に長けている者の方がよい。別の世界だと変化する。
ふむ?俺って帰れないの?まぁ、家族も他界したし友達もいない...からいいけど。
それより俺って戦闘する必要ないんだ...でもこのステータスだとほぼ一般人? あぁ成る程。素早さが高いのは戦わずに逃げろってことなのか...
この世界の勇者って肩身狭い...
「あと、決定事項なんですけど...魔王様に会ってください」
「い、いいんだけどさ?俺って結局何するの?」
「私に聞かないでください。魔王様からこの話しして連れてこいって言われただけなので」
力が無いものには決定権が無い。あの神!こんな世界に送ってきやがって...
神「あっれぇ?送る世界間違えちゃった?」
作者「俺も異世界行きたい,ムソウシタイ」
神「うっさい。陰キャは家でラノベでも読んでろ」
作者「...お前もう出番ないわ」
神「...え?」




