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テンプレですか...そうですか。

初投稿ではないけど、文章能力はないです。

「どんな願いでも言え、三つまでなら叶えてやろう」

 

 そう聞こえてきた時に俺はバイトをしていたファミレスから何もない真っ白な空間へと転移させられていた。


「じゃあ、バイト先に戻してください。店長に怒られます」


 こうゆうテンプレみたいなやつには付き合ってらんないよ。アニメとか漫画で外から眺めてみるだけで十分。


「い、いや?それは...異世界に行く特典であって...戻るとかは..その..」

「何?戻れないの?」


 強制転移とかかよ...ダルすぎる。


「そのぅ。異世界で魔王を倒せば元の世界に帰れます..」


 すげぇ...逆にテンプレすぎて苦笑いしか出てこない。


「あっそう。願いに制限とかある?」

「元の世界に戻ったり、死者蘇生とか以外はできますけど...すいません」


 先程から俺の圧力がスゴいのか、神様らしき人の腰がかなり低くなっている。


「じゃあ、願うぞ。1つ目は『鑑定眼』だ。見ただけで物の性質とか色々わかるやつ。2つ目は『鍛冶』流石に文明とかはできてるよな?才能みたいなのを持たせて欲しい。3つ目は『レベルの概念』俺の成長とかをレベルとかで分かりやすくしてくれ。ゲームみたく俺にしか見えないメニューウィンドウを開けるようにするとかしてな、」


 これくらいあれば異世界では生きていけるだろう。


「本当にいいんですか?『魔力量無限』とか『絶対切断』とか『空中色覚』とか戦闘に使えるものがありますけど...」

「願いの数を増やしてくれるんだったらいいよ。そもそも、一般人を転移させるのに与える能力とかこれだけでいいと思うの?」

「お、思いません...」


 地味に神らしき人が涙眼になっている。


「あ、あと俺が転移するときは地図と食糧7日分と魔法の袋みたいなの用意して。後は1ヶ月は食いつなげる金。転移させる場所も人間が住んでる大きな町にして。あと転移した場所の情報諸々と...」

「ぁぁぁぁ!!!もう分かりましたから!準備しますからぁぁぁ。さっさと行ってきてください!あなたに神のご加護が有らんことを!」


 神らしき人が大きく手を振ると俺の足元に真っ黒い穴が空き、吸い込まれた。  


 まだ言いたいことあったのに...いい加減な神だ。


 


 

がんばりまーす(棒)

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