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ゼンキンセンLOVE  作者: スピカ
killer
97/195

97.その花に注ぐ愛は途切れない①

挿絵(By みてみん)

挿絵(By みてみん)

挿絵(By みてみん)

挿絵(By みてみん)

挿絵(By みてみん)

挿絵(By みてみん)


 darkオフィシャルにスペシャの出演依頼がきた。

 それがなんと「ナデシコの復帰祝いを兼ねたゾイドとの対談」!!


 断る理由も無いので承知のメールを返したが…



 オムツ交換をしながら撫子はずっと思っていた事をふと口にした。


「そういえばさとる、あたしが妊娠してから、産んだ後もウンコみせなくなったね」


「だってフツウの体じゃない時にそんなコトしてもし具合わるくなったりしたらダメじゃん」

(妊娠中は感覚過敏になるってゆうし)

⬆本音


 本当はもし万が一にも撫子に嫌われたくなかったのです。


「そっか…よし♥おわったよー紫陽♥」

 ポンポン。

「もしかして見たいの?」

「えっ?」


 撫子は考えた。考えて――つい


「うん」

 コクッ。

「!」

 神木は目を大きくし、その目が妙な光を帯びてらんらんとした。


「じゃあ…明日の朝みせるよ」

 口を僅かに尖らせ頬を染めてうつむいた神木…




 翌朝。

(やっぱ頷かなきゃ良かったカナ…)


 ちょっぴり後悔している撫子。

「ん…ん…」

 神木がまさに今出しているトイレから可愛い声が聞こえてくる。


 カチャッ。

「撫子!♥俺のウンコだよ、見て♥」

「う、うん」


 ドキドキ。

(!ああっさとるの匂い!!)

 キャアアア

(ウンコが眩しい!)

 ピカー!真っ白い曲面に横たわる焦げ茶色の棒、先っちょがちょっぴり巻いて立っている。


 トイレを覗き込みプルプルしてる撫子の後ろ姿を神木はじぃ!と見つめ頬を染めて抱きついた。

「ゆうべから俺の体内で撫子への愛を込めてたんだ♥だからそれは俺の愛の結晶だよ♥」

(何最近のラノベみたいな事ゆってんのよぅ)

「さとる…そうゆわれると勿体なくて流せない…」

「ん」

「っでも流すね!!」

 ジャー!



(さとるはヘンタイって明らかになったのにあんなコトうんってゆわなきゃよかった)

 朝食の間もさとるはずっと唇の先を尖らして頬が赤いままらんらんとしています。


(あたしにウンコ見せた事でこんなに興奮して!)


 さとるの変態を再確認です。



 映画「僕らの軌跡final」は編集その他の作業中。

 夏の公開に向けて撫子はこれからサザンクロスとの絡みメディア露出多数!


 朝食後darkリーダー神木はdarkの予定表を作成しながら

「ナデシコの復帰戦はそれでオッケーだから、あとは新曲書いてツアーに…」

「ゾイドとの対決は?」

 意気込む撫子に、ハー…とコメカミを押さえた。


「いいってあんまサービスすんな」

「ダメだよ後輩の面倒は見なきゃ!あんなでも実はあたし達に甘えてて表現が下手なだけかもしんないじゃん!

あのこ達は手を伸ばしてるんだよ!?掴んであげないと!」

 鼻息荒くなっちゃうもんッ。

 神木は半目をした。

(母親になったせいか?)


「いいっつってんだろ」

「ダメ!スペシャでカメラの前で受けて立つ宣言してあげようよ!」

「いらねぇっての」

「やだもんっ!いい?これはぶっかけられた災難かもだけど、darkの宣伝にもなるでしょ!?絶対やろ!?」

「いらねぇよ!面倒事起こすなよ!」

「!?」


 プクーと頬を膨らます撫子、半目0℃の神木はさっきのウンコはどこへやら、互いにプイとなった。

 こんな事で2度目の夫婦喧嘩です。

 (※1度目は神木のミルク飲む問題。)



 その日のお昼はサザンとの共演でエンタメ生番組に撫神2人お呼ばれしてて、ゲーセンを紹介しながらゲーム対決なんだけど…

 今日は全然ラブラブしない2人。ろくに目も合わせません。


 CM中

「でも久々に会ったら神木やっぱ可愛いー!♪今は男だって分かってるから合法的に襲えんじゃん!」

「!!」

 一平に尻をガッと掴まれる!

「分かる、俺も襲いたかった!」

 小鉄は胸をガッ!

「!?」

 揉みしだかれる神木!だが生放送中にアイドルを撃退できない!


(もぉーーー見てらんないっ)


「おいやめろテメエら!神木にンな事していいのは俺だけなんだよっ!」


 長い腕で華麗に割り込み神木を奪い取り美しく神木に腕を絡め抱きしめてキメる撫子。

「ったく油断も隙もねぇ野郎共だぜ」

「撫子…っ」

 見上げてきた神木の泣き出しそうな潤んだ瞳にドキン、本能的に撫子はキスしていた。


 キスすると神木は撫子に抱きついて、ぎゅっ…撫子の胸に鼻を埋めて震える小さな声で


「よかった、いつ謝ろうかタイミング探してた、撫子に嫌われたらどうしようって。ごめん撫子」


 撫子はついついイケメンムーブ

「バカ、嫌わねぇよ…」

 神木の頭に唇をつけてそう言うと、神木は撫子にしがみついて伸び上がって撫子の耳に何か囁く


――今夜撫子の手で揉み直して?それから…


「!」


 ぐい。

 “変態”の2文字が浮かび撫子はさとるの両肩をつかんで離しました。

 ハァ。

「分かったから」

 うんうんはいはい。

 呆れたのに嬉しそうに頬を染めて瞳を潤ませ薔薇色に笑むさとる…ドキン

「CM終わりまーす」

 撫子には聞こえなかった。

(ハァ、さとるにはかなわないなぁ…)


「撫子さん始まってますが」

 MCの声&小鉄も

「さっきまでこいつら喧嘩中だったの(笑)」

 撫子は頭をかいて笑ったけど眉が下がってて。

「だってやっぱりさとるが可愛くて//」

 まだ抱きついたままのさとるはヒヨケザルの赤ちゃんの如し。


 全国のお茶の間にその2人が映された。



 ――事務所でそれを見ていたゾイド。劉がソファにふんぞり返って撫神を小バカにして


「ふん、あいつらいつもあんな事ばっかして売名してやがる。やり方が気に食わねーぜ。俺達みたく正々堂々と曲だけで勝負してみやがれってんだ…

あーゆうのを“エロ釣り”ってんだろ?最低だな」


 緑髪の劉こと本名・井劉邦はdarkアンチ…

 青髪ジャオこと本名・雑木林は

「同感、やり方が汚いよな。騙されてるファンもファンだぜ、エロが見たいだけなんじゃないの?」


 赤髪ロン、本名・堂島は笑った

「ハッ(笑)絶対それある、曲関係ねェな!」


 ゾイドは3人共darkアンチ――!※撫子の想像とは全く違って。


「スペシャ対談でコテンパンにしてやろうぜ」

「ああ、実力だけで勝負する俺達にとってかわれってな」

「ククッ最高、darkファン達の目を覚ましてやろうぜ」

「あんなワイドショー頼みのお騒がせバンド、ぜってーぶっ潰してやる」

「真の実力派に世の中を目覚めさそうぜ!」


 おー!と意志を固め合うゾイド。





1度目の夫婦喧嘩は

42話

です御覧ください♪

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