表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
守羅村神楽 序章~本編執筆中~  作者: Gsgs=Lander
1/3

守羅村かぐや伝説

最初に構想を考えたのが実は半年所か一年以上前だったことに驚愕する今日この頃


10/24日に公開にしたのは文章中に10/24という字が出てたので……何らかの意味があったのかもしれない

昔々、かぐやという村長の娘でとても可愛らしい少女が此村に住んでおった。

その娘が16の時、月に一人神隠しに遭う祟りが此村を襲った。かぐやは村長の娘ということから祟りを鎮める為に生け贄となって村の外れにある『守羅湖』へ身を投げた。

その後、村から神隠しに遭う者は居なくなったのであった。




これはこの村、『守羅』に言い伝えられている話だ。まぁ、よくある言い伝えなのだが、ここでは毎年、かぐやが生け贄として湖にを投げたとされる10月24日には『かぐや祭』が行われる。

とは言ってもテレビで見るような華やかなものではなく、村の住民が集まって村の平穏と村人の無病息災を祈り湖に収穫した作物を捧げたあとは、皆で一年の出来事などを話すだけのものだ。そして、今日はその祭りが行われる日である10月24日だ。二日前から準備されていた祭壇も様々な作物で飾られており待ちに待った祭りが始まろうとしていた。

祭壇の飾り付けを終え、不備の無いことの確認を終えると朝の9時から始めたのに既に12時すぎだ、一人でやる量じゃないと頼んできた親父を恨みながら木陰で休んでいると

「あ、いたいた、おーい久。秀則おじさんが呼んでいるわよ」

いま、俺を呼んだこいつは湊川奏で俺の家の隣に住んでいるいわゆる幼馴染ってやつだ。そして“久”というのは俺の村でよく呼ばれているあだ名で本名は霜田秀久っていう、そして秀則は俺の親父の名前で守羅の村長だ。

「親父が?何の用か聞いてるか?」

先程まで10月下旬とは言え昼の日差しの中で力仕事をしていたせいで疲れはてているから動きたくなく、そう奏に聞いた。

「ううん、聞いてない。けど、『もう終わってるだろうから急いで来い』って言ってたわよ?」

……親父め、なんで休んでるの知ってるんだよ。俺は笑った親父の顔を思い浮かべ、イライラしながらも奏と一緒に親父の元へと帰ることにした。


そうして守羅湖から村へ帰ろうと支度を終え、立ち上がるとこちらとは反対の水際で一人の銀髪の少女がしゃがんでいるのが見えた。

だが、あんな娘村にいたか?近くに他の村も無いから外から来た人と言うことでもないだろうし、もし仮にの住民だとしても人口の少ない村の上、俺は村長の息子つまり跡取りだから村の話し合いなどがあると親父について行っていたため、村の人は殆ど覚えている、だが銀髪の人は風谷さんの所の旦那さんしか居ないし銀髪の女性は一度も見た記憶がなかった。こんな辺境の場所にやって来る人なんて商人以外に居ないだろうし、その商人も帰ったばかりだしなぁ……誰なんだ?

不思議に思い彼女を見つめていると

「お~い、久~。置いてくわよ~」

と奏の呼ぶ声が聞こえ、振り向き「ん?おう、今行く」と言って立ち上がり再び対岸に目をやると既にそこには誰もいなくなっていた。彼女の正体やなぜこんな所にいるのかなど、気になるが、まだ祭りの準備も終わってないこともあり帰ることにした。

ところで何で『かぐや』なの?竹取物語にちょっとはまっていたから?去年の私教えて下さい

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ