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春とエゴイスト  作者: 穴井 人間
8/13

路傍の星

方々離れて瞬いて夜空を彩り闇に咲く


心が離れて行く様な見とれて時が止まる様な


あれは伝説を語る星


戦い疲れた英雄や無情の犠牲になった人


見たことも無い動物や物語の続きを語り出す



手が届かない遠くに在る様な

傾いた肩にソッと寄り添う様な

個と個のままで触れる事もなく



きっと君はあの星で、僕はきっとあの星で


決して同じでは無いけれど同じ夜空で光る星




彗星の筋が君の頬を撫でたなら


僕は遠くで歌を歌う


あの星は青く輝いて あの星は赤く燃え尽きて


君の周りに瞬いた


この星は生れたばかり この星は祈りに憂い


僕の横で瞬いて


その隣では細く流れる星


その先で細かく揺れる星



今にも消えてしまいそうな

永遠に闇を照らしそうな

そこぞこで輝いて出会わない



きっと僕はあの星で 君はきっとあの星で

決して同じでは無いけれど同じ夜空で光る星


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