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夜の終わりに
明け透けに夜の中を梟が鳴く
言葉足らずに打ち切った電話
言葉が散って 言葉が回り
言葉が廻り 言葉が殴る
言葉が多過ぎたのかもね
足りなかったのか
多過ぎたのか
乱雑に散らばり散文
気付けばトワイライトが夜を齧り
齧り 齧り 齧り
切ない様に残響の様に
齧り 齧り 齧り
もっと話せていればなあ
想いが伝わればなあ
幾重にも打ち付けられた緞帳は
はらりはらりとまた一枚また一枚
見えやしないが剥がれていくのを
そう
感じるのだ皮膚の上にまとわりつく
薄いその部分で感じるのだ
トワイライトが夜を齧り
齧り 齧り 齧り
ああ
夜はもう無くなっちまった
はらりはらりと
齧り 齧り 齧り