表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
春とエゴイスト  作者: 穴井 人間
1/13

春とエゴイスト

詩はずっと描き続けているのですが。人前に晒すのはなかなか恥ずかしく。

愛すれば愛するほどに

愛、遠退いて

貴方のためにだなぞと嘯いた


すんすんと花の気吸い込み

冬、遠退いて

春のためにだなぞと嘯いた


俺は笑顔が好きなのだ

笑え 笑え 笑え 笑え

陽気を吸い込み絆されて

笑え 笑え 笑え 笑え


なあなあと風は吠え抜けて

虫達は甘い香りに寄せられて

やあやあ等と羽を擦り合わせ

捲り上げた花弁の中で


俺は人の幸せを願うのだ

祈れ 祈れ 祈れ 祈れ

焼け焦げた真金の前で

祈れ 祈れ 祈れ 祈れ


だらだらと囀ずる鳥に怒鳴り


俺の心が届かないだろ


舞い散り彩る花道に踊り


美し唄えや鶯よ


俺の周りに春が在る


ご清聴のほど誠にありがとうございました。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ