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第3話 馬鹿の騒ぎと恐怖の始まり?

始業式も終わり教室に戻ってきた。

休憩時間だが周りは騒いでる。

「うそん、課題忘れた。」

「やばい。今日提出じゃないと思ってたのに。」

「あ、はんこ押してもらうの忘れてた。」

「俺なんてやばいぞ?バッグごと忘れた。」

?!バッグこと忘れた?そんなやつクラスにいるのか?やばいやつだな。

っておおおおい文弥かよ。あいつなにしてんだよ。

「文弥バッグ忘れたってなにやってんだよ。学校来る気ないの。」

「何を言ってんだ謙太。こうやって学校に来ているだろ。てかお前を追いかけることに精一杯でバッグの存在忘れていた。なんなら始業式終わってはじめてバッグの存在を思い出した。」

「だから、馬鹿扱いされるんだよ。文弥も高校生なんだからしっかりしてよ。」

「ホントにな。今から先生に放課後持ってくるから許してくれないか相談してみるわ。」

「いってらっしゃい。」

文弥は、急ぎ足で先生の下に向かった。

それにしても高校生でバッグ忘れるやつを始めて見た。てか人生で初めて見た。

やばいやつだなと思いつつ自分も提出物を確認しながら机に上に出していく。

忘れ物もないことを確認した時に机の中に何か入ってるのに気づいた。

手紙かな?もしかしてラブレター??

付箋もハートだし僕にもやっと春が来たのかな。夏だけど。

とりあえず中身をみたら・・・

[謙太君好き健太君好き健太君好き健太君好き健太君好き謙太君好き健太君好き...]

自分の名前がぎっしり書かれその後には好きと書いてある。

背中がぞくっとする。

しかしここまで好きと書かれているのに差出人の名前がどこにもない。

いつおいたのかもわからないしなにより恐怖を感じる。

あとで文弥に相談しよう。このまま放置するとなにか怖いこと起きそうだし。


そんなこと思ってると文弥と先生が薫教室に入ってきた。

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