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花に乗せて  作者: 臣 無月
1/8

リナリアの花


今回も楽しく書かせて頂きました(*^o^*)



1 リナリア「この恋に気づいて」


あたし、井ノ原 千歳子は、中学2年生になった悩める美術部。

悩めるというのは、恋に迷う…恋に悩んでいる。

普通の恋なら、まだ良かったかもしれない…。

あたしの恋に悩む相手は、同じ部活の箱根 悠陽。

箱根 悠陽はいつも窓際で油絵の製作に勤しんでいる

肩にかかるか、かからないかのショートヘアーを揺らしてあたしに微笑む。

しっかりとした意思ですべてと向き合う彼女は凛として輝いていた。

悠陽は、動物が好きでかわいいものが大好きで口調はきつめな思いやりのあるあたしの好きな人


☆ ★ ☆




「千歳子、今日は何を描いてる?」


さらさらした髪は光を浴びて揺れる。

あたしは、見惚れそうになりながら落ち着かせる


「見ないで。ま、まだ、できてないの」


さっと、隠そうとすると悠陽は頬を可愛く膨らました

可愛すぎ…それは、ずるい。


「おっ、綺麗な花じゃん。えっと…リナリアだっけかなー。合ってる?」


後ろにいたのは、先輩だった。


「見ないでくださいよー。」


「あっ、私も見たいのにっ」


先輩は悠陽に勝手に見せた。

あたしは、ふて腐れたようにした。


「綺麗…。すごいじゃん」




…悠陽は、知らない。

あたしの気持ちも、この花の意味も

悠陽は、まだ知らないんだ。




最後まで読んで貰えて嬉しいです。

続きもぜひ‼︎


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