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プロローグ

 恋、という感情がある。

 それはぎゅっと胸が締め付けられるようなのに心地よく、反対に、胸を掻き毟りたくなるような憎悪にも似ている。

 焦がれ、踊り、ときめき――

 好き、というたった一言を口にするのがとても難しくて恥ずかしくて、伝えたいのに伝わらないもどかしさに胸を痛め、それでもどうしても想いを重ねその温もりを感じたいから、人々は誰しも定められたように恋をする。

 いろんな恋がある。

 十色の想いがある。

 中には報われないものだってあるのだろう。その悲しみに暮れ、傷に怯え、或いは端から及び腰になってしまって何も出来なくなってしまうことだってあるかもしれない。

 でも、心のどこかでは信じているし、願っている。

 きっといつか、誰かが見付けてくれる。

 きっといつか、誰かが手を差し伸べてくれる。

 きっといつか――誰かと本当の恋が出来る。

 あなたは、本当の恋をしたことがありますか――?


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