мечтать:夢、後半
【レニングラード(サンクトペテルブルク)】
「…なんでだろ、モスクワへ行くはずが、通りすぎてサンクトペテルブルクに来ちゃった…どうしよう…」
凛が困っていると、後ろから声がした。
「どうしたんだい?」
振り替えると2人の女の子が立っていた、片方は白衣を着ていて、もう片方は…アロハシャツ…?
「あなた達はだれ?」
「私たちは双子のカチューシャと」
「アレク。…本当は双子ではないんだけどな…」
「??、双子じゃないならなぜ双子っと言ったの?」
「もう、これしか"役"が残っていなかったんです。」
「…"役"?、何を言っとるんだカチューシャ、」
「いや、良いんです、つづけてくださいアレク。」
「…私、ソフィアのところに行きたいんだけど…」
「ソフィア…レーニナ中佐か!!、それなら私達も目的は同じだ!」
「はい、私たちもレーニナ中佐を追っているんです。」
「この道を真っ直ぐ歩いて行けばいずれ着くと思うぞ」
「なんなら、ご一緒しますか?」
「え、いいの?」
「はい、目的は同じですから、…私たちは石垣島から、頑張って歩いてここまでレーニナ中佐を追いかけて来たんです」
「へぇ、石垣島から」
「はい、どっかのせっかちな軍人さんが機械の完成を待たずして、ボタンを押してしまったんです、そもそもレーニナ中佐も、何であの時ボタンを押したのか…」
「なんだ、カチューシャ、私とレーニナ中佐が悪いみたいな言い方だな」
「違うんですか?、あなた達がボタンを勝手に押すからいけないんですよ!!」
「なにを~、言わせておけば!!」
「なんだコノヤロー、やんのかアレク!」
「ああ、今まで休戦してたが、久しぶりにやるかコノヤロー!」
「かかってこいコノヤロー!」
「…なんか、喧嘩始めた……、まあ、道もわかったし、私は先を急ごう。」
ーーーーーー
【夜~】
「…暗くなってきた…街灯一本も無いのね…暗くて道がわかんないわ…」
そう呟くと、暗闇から声がした、
「暗くて道がわかんない?、なら、これでどうかしら?」
〔ぼぉっ~〕
そこにいたのは、マリア・アンドロポワだった、そして、彼女の手には燃える札束が、
「どうだ、明るくなったろう」
「わ、成金だ。」
「違うわ、マリアよ?、最初に出てきたチェシャー猫。」
「あー、たしか、ソフィアの上官」
「"元"だけどね」
「…私道を見失ったの、どっちへ行ったらいいのか…私の道は…どこ?」
「あはは、自分の道を見失ったのかい?、そりゃそうさ、」
「?」
「ここには元から"君の道"なんて無いからね、ここソ連にある道は全て、書記長の物!」
「書記長?」
「おや、会ったこと無いのかい?じゃあ、あって来るといい、連れていってあげるよ。」
ーーーーー
【モスクワ クレムリン】
凛はクレムリンにもどってきた、するとなにやら、ペンキでなにかを塗っている人がいる、
「白い星を、赤く塗ろう!」
「すみません、ちょっと聞きたいんですが…」
「なんだい?」
「…なにやってるんですか?」
「赤い星を壁につけるのに、間違えて白い星をつけてしまったから、赤く塗っているのさ、こんなことが書記長にばれたら…」
〔ッパッパパー、パパパパー〕
「うわ、書記長が来た!」
「私が~書記長のアナスタシア・ゴルバチョワだ、本当はКГБ(ソ連国家保安委員会)副議長だが、今日は書記長だ、1日だけの大出世だ。」
「…またよくわからないのが…」
「おや、この星、ペンキで赤く塗った白い星だな?、おい、そのものを捕らえて、銃殺刑だ!!」
「ははーっ。」
「…」
「…見ない顔だな、貴様、何者だ?スパイか?」
「いいえ、私はソフィアを追いかけて…」
「…貴様、アイスホッケーは出来るか?」
「は、はい、できます…(多分)」
「よし!」
ーーーーー
「これがクラブだ、そしてこっちが玉。」
「…フラミンゴと…ハリネズミ?」
「いや、この国では私が玉と言ったらハリネズミも玉なのだ。ほうら、プレイボール!」
〔カキーン〕
「痛った、ちょっと!ハリネズミ、痛いんですけど!!」
「デッドボール!!、よし、満足、次は軍法会議だ!」
「えぇ?、アイスホッケーは?」
「飽きた。」
「えぇ…」
ーーーーーーー
「開廷」
「…よし、じゃあ死刑!」
「え、早くない!?、」
「いいの。」
「よくねぇよ!」
「この者を銃殺せよ~!」
「待った!!」
「「その声は!?」」
「ソフィア!!」
凛のピンチに、ソフィアが駆けつけた。
「わぁぁ、ソフィア~、来てくれたの?、ありがとう~、…熊に乗って来たんだね…」
「ああ、白馬に乗って助けに行きたかったが…これしかなかった、熊のヴォイテクだ。」
「…」
「さあ、乗って、凛!」
「うん!!」
「逃がすな~追え~!!、銃殺しろ~!!」
「キャー、逃げてソフィア~!!」
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【東京 スターリンカ】
〔ガバッ〕
「ハァハァハァ…夢?」
「…」
朝、凛が目を覚ますと、隣にはすやすや眠るソフィアがいた。
「…よかった~…」




