わんとにゃあ -また出会う-
ちょっとだけ良いことがありました。
そしたら、すうっと書けたのです(笑)
今日もにゃあは遊んでいます。
わんは、けっきょく見つからなかったのでした。
にゃあはあれから、遊びの途中で、ふと振り返り、
あたりを見回すことをするのです。
わんを探しているのでしょうか。
その日のにゃあも、そんなふうに、まわりを見回していたのです。
そして、
にゃあは何かを感じたのか、とおく草原の向こうを見つめます。
にゃあは走り出しました。
やがて、とおくからこちらへ走ってくるわんの姿が見えてきたのです。
舌を出して息をはげしくしながら現れたわんに、にゃあは飛びつき、
ぐるぐると回りながら身体をこすりつけます。
わんはにゃあの様子をうれしげに見ながら、しっぽをはげしくふりました。
今日のにゃあは、
わんにくっついているようですね。
でも、明日になればまた、ひとりで元気に飛び回ることでしょう。
わんはそんなにゃあを見て、またしっぽを振ることでしょうね。
楽しげなにゃあを見つめて、
元気よく♪
そのしっぽを振ることでしょう。
自分がキャラを創るとき、メインの場合、まず個性から考えることが多いのです。
できるなら、勝手に動いて、生きているかのようにしたいので(笑)
もちろん創るのに時間が掛かるし、うまく育たないこともありますね(苦笑)
だから、自分のキャラは多くないのです。
けれども、このお話のわん、にゃあは、
メインキャラですが、全然別の作り方、
自分の感情、想いの受け皿として在るものでした。
自らの想いの上澄みをすくい取り、キャラに入れたものです。
今回で3本めを書いているのですが、
1話と2話、3話、別の対象、違う相手への想いを素材とさせて頂いております。
想いを入れるキャラも、わんだったり、にゃあだったり、特に決めていませんね。
誰の事なのかは、まあ、適当に想像してみてくださいませ。
そこは沈黙は金ということで(笑)