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珍問珍答シリーズ その25 「恋歌抄」

作者: マボロショ

1989年、定期考査の問題として、「恋」を歌った短歌(五七五七七)をつくりなさい、という問題を出したことがあります。そのときの解答のいくつかを紹介します。

けっして、うまくはありませんが、いなかの高校生らしい純なところが、私には好感が持てました。


好きですと言えない気持ちせつなくて 見ているだけで 一日が終わる


胸あつく 心ぞうの音鳴り響く 気づいてほしい 私の気持ち


淡い恋 さくらの花の色に似た どこかさみしい乙女の気持ち


見つめては ためいきばかり くりかえす ほんの少しの勇気がほしい


だれもいない教室で あの人の机を見ている 青春の日々


恋心 となりの席に座った人 横を見れずに 教科書を見る


咲きもせず終わってしまった初恋も 今となっては昔のことよ


初恋は実らないとはいうけれど 私の初恋 実ればいいな


あの人は何をしているか 今ごろは 別の相手ともう結婚か


初恋や 心うきうきうれしいな かがやくハート あなたにあげる


はつ恋や あけてもくれてもあなただけ 今のおれには君しか見えない


おまえをだきしめたいぜ いつまでも はなしはしない はなれたくない


自分の高校生時代を、ふと思い出すような、なつかしい趣きを、お感じになりませんでしたか?

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