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さようなら、長春色の追憶  作者: 視葭よみ
File01 出会いの季節
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紛失物の探し方 1-1

 入学式から数度目かの水曜日を迎えた。中庭の桜は薄紅の代わりに新緑が存在を誇示している。

 ここ翔衛学園の校舎には小学生のころには見たことさえなかったシステムや機械が複数ある。そのうちの一つが、校内販売である。

 専用権を購入すれば食事や多少の文具が手に入るので、生徒らの昼食はお弁当派、学食派、コンビニ派に分かれる。

 朝、妹のお弁当は用意している。自由にさせたらもはや食べているのかさえ定かではない子である故、こちらで管理を怠るわけにはいかないのだ。一方、自分の分は面倒で用意しないから、僕の昼食は基本的にコンビニ入手である。

 今日は初めて学食なるものを利用しようと思い、登校中にコンビニへ寄っていない。

 妹を教室へ送り届け、荷物を置いてから、五〇〇円玉を手に券売機のある一階へ向かった。目当ての機械に代金を入れて日替わり面のボタンを押すと、数秒後に切符大の券、一〇〇円硬貨、五〇円硬貨をそれぞれ一枚ずつ吐き出した。それらを財布の代わりに生徒手帳の本体とカバーの間に滑り込ませ、教室へ戻った。

 ちなみに、なぜ今日にしたのか。

 それは、入学当初から興味があったから使ってみたかったのが二割、体育着に加えさらに荷物が増えるのが嫌だったのが一割、登校中に三時間目の英語の宿題をやっていないことに気が付いたのが七割である。


「授業寝てるって、不良じゃん」


「寝てはいない、ぼーっとはしてる」


「集中しろよ」


 さすが優等生、ごもっともな指摘である。

 智博に協力を仰いだところ、快諾とまではいかなかったものの小言とともに教えてくれている。彼の前世はそれなりに聖人だったのだろう。


「智博って頭良かったんだね」


「それ、誉め言葉?」


「ほめてるほめてる」


 他の選択肢があったわけではないが、協力者選びが功を奏した。提出直前までかかると思っていたが、一時限目開始前に完了した。これだけ早く終わるとわかっていればコンビニで昼食を入手しておけばよかった気がしてくる。


「本当にありがとうございました」


「対価はないの?」


「何か奢れってこと? えー、少しくらい」


「仕事量とつりあいませーん」


 自覚がある分、拒否できない。書籍代にお小遣いを消費している身からすれば厳しい。しかし、中学生っぽいことをしてみたいという背伸びした感情もある。

 悩んだ末、折衷案が導かれた。


「自販機の何か」


「まじ? やった!」


 ちょうどチャイムが鳴って「やべっ」と智博は自席へ戻っていった。

 絶対に炭酸飲料(=学内の自販機では最高値)は選ばせないようにしようと決意し、算……数学の授業を受けた。

 今日から内容は、方程式とグラフ。

 授業内容を暗記するのはできる。しかし、“検索”と“再現”をもってしても、数字を変えられたり、応用問題に対応したりするのは難しい。宿題は専ら応用問題ばかりであるから、片手間に片付けられるものが少ない。智博に頼ることもできるが、彼に何かを奢るのは必要最低限にしなければ、ただでさえ栄養失調気味の僕の財布が餓死してしまいかねない。

 そう。この日から真面目に授業に取り組むようになったといっても過言では無い。

 授業が終わると「真記」と、予想通り智博は僕の席までやってきた。


「ねえ、お礼はするけど値段は」


「何が? とりあえず、早く行こ」


「え? あ、体育か」


 このまましれーっと出費を回避できないだろうか。

 そう思ったことは否定しない。

 ブレザーを椅子の背にかけて教室を出る。更衣室に向かう間、何か方法は無いか考えていた。

 ……それから数十分後。


「あらあら、ボールがぶつかったの?」


 授業中に鼻血をだしました、はい。

 なけなしの名誉のために理由は言いたくない。

 授業の終わりも近いから、と鼻血が止まったらそのまま教室へ戻る許可を与えられて保健室へ。しばらく前傾姿勢で大人しくするように言われ、さらに数分ほど経過した。


「あの、止まりました」


「そう。あとは、氷でしばらく冷やして。それから、これ書いてね」


 養護教諭に差し出されたのは、クリップボードと鉛筆だ。クリップボードに挟まれた用紙には左から日付、学年、クラス、名前、日時、理由と細長い欄が設けられている。

 上記に倣って記入を終え、クリップボードと鉛筆を返却して「ありがとうございました」と一礼して保健室を後にした。

 少し遠回りになるが中庭に臨む階段から職員室へ鍵を取りに行った。

 入学式のときが満開だったから、もう花は散って緑色の主張が強い。一本の桜は中庭の端の方で堂々と佇んでいる。

 うん、生き物だな。

 響いたチャイムに促され、教室へ向かう頃にはすでに待機しているクラスメートが数人いた。


「あ、天使じゃないほうの日野。鼻血、大丈夫だった?」


 心配してくれるのは良いとして、ひとつ言わせていただきたい。

 何だ、その呼び方。


「うん、止まった。あとは冷やせって」


「そっか」


「はーい、開けまーす」


 扉の前から少し離れてもらい、ピンシリンダー錠を開錠して鍵を引き抜いた。

 そのとき、細かい何かが床に落ちた。しゃがんで確かめたいが、今はクラスメートに道を譲り教室内へ入ってもらうべきである。

 視認できたものだけを足で器用に脇へ避けさせた。

 しゃがんで触れてみると、プラスチックの破片だとわかった。少量ずつ、緑色と青色の二色。


「真記」


 見上げると、智博にいぶかしげな視線を投げられていた。


「何してるの?」


「いや、なんでもない」


「そっか。それより、大丈夫? マンガでしか見たことない転び方してたよ」


「知ってる」


「あっ、そうだ。自販機」


 忘れてろよ、と彼の背中を恨めしく見つめたが、約束は約束だ。栄養失調気味の財布を片手に自販機の前へ。

 ココアを献上した。


「はい、どうぞ」


「はい、どうも。やったー、ココアだ!」


 彼は如才ない笑顔とともに受け取る。

 これが社交力お化けのフツウだろうか。


「仮入部、昨日だったよね。どうだった?」


「初心者が多かったから基礎練ばっかりだった。俺もミニゲームやりたかったのに」


「そっか」


 不満そうな表情に構わず、質問を重ねた。


「今日も参加するんでしょ?」


「まあ、それはね。俺はオトナだから待ってやることにした」


「わー、さすが」


 棒読みでドヤ顔を適当に流すと、


「真記は? どっか入りたいとこ、あるの?」


「いや、特には」


「あれ、申請カードもらってなかった?」


「とりあえずもらっといただけ。まだ決めてない」


「へー。せっかくもらったんだし、来週中までにどこか行ってみたら?」


 先日の体育で僕の実力を知ってから、彼がバスケットボール部に誘ってくることはもうなかった。邪な思考はするものじゃない。

 ふと足元を見た。

 右足のローファーの裏を確認した。緑色が黒の間に挟まっている。教室へ入る前に避けさせた際、プラスチック片の一部を踏んでしまったらしい。

 彼の「どうした?」という問いにはローファーを履きなおしながら答えた。


「なんか変なの踏んだ」


「取らないの?」


「歩いてればどうにかなるでしょ」


「わーぁ、真記って感じだね」


 教室に戻ると、ほとんどのクラスメートたちが真剣に単語帳と顔を合わせていた。


「範囲って、セクション・ファイブ?」


「え、そっちもやってないの?」


「あはは」


「お前ってやつは……」


 英語の授業開始直後に行われる単語テストは、満点以外は後日に追試が設けられている。

 テスト時間は少々長めに設定されているから焦ることはない。単語帳の範囲を一通り見てさえいれば追試の心配はない。

 が、まだ見ていないから急いで自席へ戻った。


「どうでした?」


「余裕」


「おー、すごいすごい」


 智博からのばかにしたような誉め言葉と雑な拍手を受け取る。ドヤ顔した僕がバカだった。

 しばらく放置していたブレザーに袖を通し、尋ねる。


「もうそろ行く?」


「あ、そうだね」


 カフェレストランは昼休みの最初のほうはひどく混雑している。食券を求める列、昼食を待ついくつかの列が入り乱れるのだ。

 しかし、その中のほとんどが教室で食事するため五分ほどすると落ち着く。


「あっ、今日はコンビニじゃないんだ。学食ってこと?」


 コンビニの袋を持たずに教室を出た僕に智博が尋ねた。

 小学校にはなかったシステムだ。使ってみたくなるのは仕方ない。


「うん。日替わり麺にした」


「そっか、今日は……ナポリタンかな?」


「うん。智博は?」


「今日はAランチにした。ビーフストロガノフだよ」


「そっか」


 なんだっけ、カレーみたいなやつか……と、疑問を自己解決した、このときだ。

 ブレザーの左ポケットに何も入っていないことに気が付いたのは。

 右ポケットに手を突っ込む。

 こちらには、財布だけ。


「どうしたの?」


「えっ、あ、いや、大丈夫」


 生徒手帳がない。


 朝、食券を購入してから取り出した覚えはない。ポケットの底が抜けているのか?


「何してるの?」


「大丈夫、なんでもない」


 制服のポケットを一つ一つ丁寧に確認していると、カフェレストランに到着してしまった。智博が首を傾げつつAランチの列へ向かっていったのを確認し、もう一度すべてのポケットを確認した。

 やはり財布以外、何も無い。

 生徒手帳がどこか行ってしまった。

 左手でこめかみに触れ、朝から順に記憶をたどった。

 ポケットに異常がないことは確認し、生徒手帳は朝ポケットに入れたきり触れていない。

 行方はつかめそうにない。

 今年の初めに引いたおみくじには「失せもの。家を探せば出る」とあった。本当に大切なものを紛失したら神に頼りたくなる気持ちはわからなくもない。しかし、登校直後に存在を確認したから今回に限って言えばあてにできない。

 もう食券と一五〇円は良い。諦める。

 問題は、生徒手帳だ。受け取ってからまだ二週間も経ってない。

 どこでどうポケットから消えてしまったのか。予想さえできないから、探すことも難しい。


「どうしよう」


 人間は本当にどうすればわからないときは、もはや「どうしよう」しか言えなくなるものらしい。世紀の大発見である。


「おーい、日野くーん」


 一人佇んでいる間に、智博は昼食を手に入れていた。ビーフストロガノフが想像よりもしっかりカレーライスの擬態をしている。


「何してるの?」


「大丈夫、なんでもない」


 幸い、ここは食事するための場所であると同時に、食券を手に入れ、その食券と引き換えに昼食を手に入れる場所でもある。

 うん。考えをまとめるのは、昼食後にしよう。


「席、取っといて。すぐ行くから」


「……わかった」


 懐疑的な視線を無視して短い券売機の列の最後尾についた。適当に安いものを購入して、窓際をキープした智博を見つけた。

 今、隣の席についてからは不審そうな視線を向けられている。


「何?」


 適当にやり過ごそうとしたが、無理らしい。智博は僕のメロンパンをひょいと取り上げる。


「食券、日替わり麺じゃなかったっけ?」


「別に」


 奪い返そうとしたが、体格差ゆえ、叶わなかった。遠ざけられた昼食にもう一度手を伸ばしたが、さらに遠ざけられる。

 諦めるな。健全な男子中学生は昼食を抜いたら午後がきついのだ。返してもらわなければならない。


「勘違いしてた」


「本当に?」


 この調子だと、正直に事情を話さなければならないのだろう。

 メロンパンと沽券を天秤にかけ、渋々と事実を話した。


「はぁっ、マジ?」


「声、でかい」


 周囲から視線が集まっている。

 届く距離に下がった腕を引き下げてメロンパンを保護した。


「だって、まだもらってから二週間くらいだよ? もう生徒手帳なくしたって」


「見当たらないだけでーす。なくしていませーん」


 智博の視線を無視してメロンパンを頬張る。カフェオレが欲しい。


「なにがみあたらないの?」


 よりにもよって一番知られたくない人の、興味を持ったトーンの声が聞こえてきた。

 智博はとりあえず振り向く。見習ったほうがいいことはわかっている。わかっては、いる。できるかどうかは、また別の問題である。


「こんにちは。はじめまして、冬城です。あっ、同学年なんですね。よろしくお願いします」


「はじめまして、アカネです。こちらこそ、よろしくお願いします。」


「えっと、あの……」


 めずらしい歯切れの悪さが気になって振り向いてみると、妹の隣にいる女の子が微笑んで人差し指を立てた右手を口元に近づけていて、それに対し智博が苦笑しているシーンだった。上品にまとめた黒髪が、年齢不相応に浮かべた完璧な微笑みと絶妙にかみ合っている。


「あっ、どうも、赤嶺さん。妹がお世話になっています、日野です」


「え?」


 智博からの変な視線を黙殺して、視線で妹に圧力をかける。


「……日野郁実、です。よろしくお願いします」


 消え入りそうな声で自己紹介。初めから高みを望んではいけない。彼女にしては大きな成長である。ひとまず、クラスに友人ができる程度にはなじめていることに安心している。

 それから、


「双子のお兄さん?」


 この女の子。

 この、声。


 以前、どこかで聞いたことがある。

 何でも覚えていられるのは、一見便利そうに映るだろう。(実際、便利なときもある。)一方、すれ違ったときにふと聞こえてしまった会話の内容や声、視界に入れば服装や容姿が無差別に情報として記憶に残るのだ。声を聞いたことがある、会ったことがある、というのは、相手が覚えていなければ僕の気のせいとして受け入れられ、変な奴認定は避けられない。前述した通り、不意に入手した能力であり望んだものではないから、今のようにある程度扱えるようになるまでの視線は結構きつかった。

 入学式のおかげでほぼ初対面。名前も顔もわかる。しかし、妙な違和感のせいで名前と顔がカチリとは一致していない。

 すると、赤嶺さんがはっとした。


「すみません。アカネは苗字なんです。私、赤嶺芽生(あかねめい)と言います」


「あっ、そうだったんですね。へえ、珍しい苗字ですね」


「ええ、よく言われます」


 あ。なるほど。

 クラスの女子とすらまともな会話ができない僕が、初対面の女子の下の名前を普通に呼べたように見えたから、智博は「マジ?」という視線を向けてきたのか。

 と、二人の談笑を眺めながら思考が至った。

 五分あれば誰とでも親友になれる智博である。基本的に人間関係構築で戸惑う場面は想像できない。

 ……さて。

 現実逃避はひとまずこのあたりにしておこう。

 生徒手帳、どこいったのだろう。このまま見つからないで済まされる物ではないが、どこにあるか予想さえ立てられないとなるとどうしようもない。どうしよう。


「おーい、聞いてる?」


「聞き流した」


「オーケー、さすがだね。なんでめいちゃんの苗字が赤嶺だってわかったの?」


 こいつ、たった数言の会話だけで女の子のファーストネーム呼びやがった……!

 あまりもの衝撃に数秒ほど思考を放棄してしまった。


「あー、えっと、つまり?」


「私、ちゃんと下の名前まで名乗らないと聞き返されてしまうんです。知りたいのは苗字です、って。それなのに、日野くんは、その……あまり誰かとお話しするのが得意ではないのによくおわかりになったな、と。そう思ったんです」


 かなり言葉を選んでくださったが、要するに「名前っぽい苗字なのに所見でよくわかったね。コミュ障のくせに」といいたいのだろう。事実は単純。入学式の日に同期生の中でも妹とクラスメートになる一組の人たちへ特に期待をかけていたから比較的容易に名前がわかっただけである。


「なんとなく、ですね」


 それよりも、今は生徒手帳である。

 学生のうちは生徒手帳が身分証となる。重要書類として扱うべきものだから、再発行するにも手間と時間がかかるし、何より、受け取ってからまだ二週間程度である。この時点で紛失する生徒など自信をもって僕の他にはいないと断言できる。

 クラスメートと想定以上に早く親しくなれたり、クラス運営では比較的楽そうな施錠係に就任したり、うまくいっているからこそ気をつけるべきだった。再発行を申請できるとしても、不良扱いされそうだし、もしかしたら所持品を満足に管理できないことを理由に退学することになるかもしれない。

 家から近いという理由でこの学校に入りたかったわけじゃないのに、一体どうすれば……


「た、退学ですか? 一体、何が」


 しまった、心の声が漏れていたらしい。すると、智博はつまらなさそうに僕を指さしながら告げる。


「さっそく生徒手帳なくしたの」


「見当たらないだけ」


 メロンパンを頬張りながら睨んだが、無視された。赤嶺さんは数度瞬きすると提案した。


「それでしたら、先生に事情を話せば再発行をしてもらえるのでは?」


「ですよね」


「嫌だ。不良として目つけられそう。怖い。普通の楽しい学園ライフを送りたい」


「まさ、そういうところメンド―だよね」


 往々にして日本語が不自由な妹にまで否定的な意見を返された。この子には「うるせえ」の意を込めて睨んでおいた。


「あっ、相談しに行ってみたらいかがでしょうか?」


「相談って、誰にですか? 先生には絶対しませんよ、こいつ」


「いえ。そうではなくて、悩み事を解決してくれる部活動があるそうです。なんて名前だったかしら」


「部活っすか? そんなの、ありましたっけ?」


「ありましたよぉ。あの部活動がたくさん載せられてた冊子に、書いてありましたから。困ったことがあれば相談にのります、って」


 首を傾げた智博に対して赤嶺さんは大げさに反論する。少しあざとい気がしたが、ちょっとかわいい。


 コホン。


 ――困ったことがあれば是非。別館6階に位置する多目的ルームEにてご相談にのります。――


 彼女が言わんとする部活について、一つだけ心当たりがある。


「それって、調査技術研究会ですか?」


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