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さようなら、長春色の追憶  作者: 視葭よみ
File02 結び目をほどく
32/32

明かされない正体

 妹をつれて知らない場所に行くには、手でもつないでいないとはぐれることは避けられない。受験のときは我慢したものの、もう二度と校内では絶対にやりたくない。それについては我ながら賢明な判断だったが、教室をのぞきながらいないかなーと探すのは苦労した。探している相手の学年をわかっていてもクラスを知らないので、想定どおり骨が折れた。休み時間を利用してこまめにうろついていたのに昼休みに突入してしまっていた。部活のときに妹から返却してもらうのが得策だとわかっているが、おそらく彼女は忘れる。ひとつのことに恐ろしいほどにのめりこむ子だから。智博に任せるのはさすがにお門違いだし


「日野くん?」


 声をかけてくださったのは渡邊先輩だった。(これまた省略するが、まあ、ちゃんと「……お疲れさまです」と言えた。)


「どうかしたの?」


「あ、えっと、はい。あの、柊先輩、いらっしゃらないかな、と。それで、はい」


「ああ、大聖? この階じゃないよ、あいつ」


「そ、うなんですか?」


「うん。ゆーとーせーだから。今から行く? さっきミーティング終わったばっかだから、さすがに教室いるでしょ」


「え、あ、はい。ありがとうございます」


 誘われるままエレベーターホールへ向かった。先輩はボタンを押すと「あ、そうだ。課金ってわかる?」思いついたような口調で問われた。意味を図りかねて「課金って、あの課金ですか?」と返した。


「うん、そう。もう六月だし一年生集めるころ合いかなーって。あー、集めるってのはね。ファンクラブ会員。あ、ファンクラブってわかる?」


「あ、はい。一応、カナハルのFC入ってます。わかります」


「え、ほんと? 私もカナハル好きー。いいよね、曲も関係性も」


「不祥事もありませんから、本当に安心して推せます」


「あー、ね。安心できるの大切だよね。推されるほうも推すほうも。ってことで、そんな日野くんには愚問だろうけれど……」


 ちょうどエレベーターが到着して乗り込み、七階のボタンを押すと扉が閉まった。同時に、渡邊先輩の口調が変わった。


「とまれ、日野少年。オタクの義務とは何か……わかるかな?」


「はい。公式に貢ぎ、推しに幸せになってもらうことです」


「わかっているね。満点解答に淀みがない。気に入ったよ」


「ありがとうございます」


「そんな君にこれを――」


 次の瞬間、目的階に到着してエレベーターの扉が開いた。待ち人がいくらかいたので急いで降りてそのままエレベーターホールに留まった。「あっ、今ってスマホ持ってる? このQRコード読み取ってほしいんだけど」先輩が見せてくれたスクリーンに映る正方形のコードは、初見だった。スマホは生憎、教室のカバンの中だ。それを伝えると


「じゃー、入れるのはまた今度ね。でも、アプリの概要と仕組みの説明していい? 3分だけ!」


「あ、はい。アプリですか?」


「そ、アプリ。特に名前はない。”学内推し献金”って呼んでる人が多いんじゃないかな」


「ガクナイオシケンキン」


「年会費か月額を払えば推しの新規スチルを見ることができます、こんな感じでね」


 見せてもらったスクリーンには、クレープ食べながらピースする智博の写真が写されていた。むかつくほど写真慣れしてやがった。これだから陽キャは……。

 コミュ力おばけにイラついたが、その間にも先輩が簡単に操作しながら説明してくださっていたのでちゃんと聞いた。


「専用のアプリだから、高画質で閲覧できるようになってるの。 写真を撮影したとき、SNSにあげていいか聞いて、OKもらえたらあげるシステム。やだって言われたら完全消去。このあたりについてはちゃんと盗撮とかストーカーとか規制しているし、写真の保存はプロテクト掛けてるからスクショできないようになってるし、役員も不正は絶対しないし……ほら、スクショしようとしても画面が真っ暗な写真が撮れるだけ。ちなみに、会員のデバイスは月一でランダム検閲するから隠し持つことは不可能だよ☆」


「思ったよりしっかりした運営なんですね」


「推しが悲しんだらダメだもの。はい、証明終了!」


 はい、単純明快かつ絶対的真実でございます。

 素人でもアプリの開発やスクショで写真が保存できないようにプロテクトをかけることが難しいことくらい日常で携帯を使っていれば嫌でも理解できるが、能力の無駄遣いですね、とは言えなかった。


「そこで、日野くん。君に折り入って話がある」


「何でしょう?」


「君のことだ。予想はついているだろう?」


「……智博や妹を運営に回すわけにはいかない。しかし、協力は必要なんですよね?」


「君のような察しの良いガキは嫌いじゃない」


「身に余る光栄でございます。それで、どうすれば?」


「本来、課金されている側にはその事実を伝えない。でも、合法的な写真は欲しい」


「ですけど先輩、先日、柊先輩にリアル課金のこと、ばらしてませんでした?」


「あー、ああ。あのときは、その……動揺しててね」


 渡邊先輩は苦笑でごまかす。

 無理もないか。傷害事件に遭遇することなんて後にも先にもあれっきりだろうから。先輩方の中でも冷静なほうに見えたけれど、あの場には後輩が多かったからどうにか抑えていたのかもしれない。


「要するに、僕は妹の写真をばらまく許可をすれば良いんですか?」


「できるの?」


「できません」


「そう、だよね……」


「あの、いえ、そういうわけではなくて。あの、どういう理由かよくわかりませんけど、あれです。妹は、特殊なのでメディアに出すことができないんです。すみません。でも、智博なら、許可とれると思います」


「もう取ってるんだなー、それが」


「さすがバスケ部ですね」


「そっかー、いやー、残念! 日野くんたちの撮影会してポートレートブック的なもの作りたいとは思ったけど、そっか。あやちゃんは撮影ダメかぁ……」


「前半部分は何をおっしゃっているか分かりませんが……。あの、専用アプリに投稿された写真ってこの場かぎりなんですか?」


「うん。当人にはSNSにあげていいかどうか聞くけれど、まあ、献金するなら推しにだけってことでさ。不特定多数にむやみに推しの素晴らしさをばらまくよりも身内だけで拝み奉るほうが良いよねって感じ。誰が見てるかわからない環境に推しを放り込んで危険な目に合わせる可能性は低いほうが良いじゃん?」


「そ、それなら……あの、既存のSNSにまったく公開しないでいただけるなら、大丈夫ですよ」


「ほんと?」


 先輩がすばやく携帯を構えたため、身の危険を察知して両手で顔を隠した。貞操の危機とも言えそうだった。


「いや、僕じゃなくて妹の話ですけど」


「あれ? 鏡、知らない人?」


「何の話です?」


「え、ポトレブック諦めなくていいってことでしょ?」


 余計なこと言わなければよかった。どうして余計なことって言ってからじゃないと気づけないんだろうか。今に始まったことではないからもうこのままなのかな……。


 打開策を考えていると、僕の背後に現れた人物に渡邊先輩が気がついて「運動部は階段使え」と言った。理不尽な命に「えー、だるいじゃん」と答えたのは水島先輩だった。不意に目が合ってしまい、智博なみのノリでこっちに来た。


「めっずらしー。どうした?」


「あ、えっと」


「この前あいつあやちゃんにハンカチかしてたでしょ?」


「あー。いつもどーりすぎるイケメンムーブにはむかついたわ」


「ア……お姉さんに鍛えられたんだから我慢してやんなよ。んで、返しに来てくれたみたい」


「じゃあ、日野ちゃんは?」


「迷子なったら面倒なので置いてきました」


「そっかー。なんか、やっぱ兄のほうはしっかりしてんね。智博を口数少なくしてみた感じに近くね?」


 何と言うのが正解かわからなかったのでとりあえず笑顔を返しておいた。渡邊先輩はおそらく僕が持つオタク気質を見抜いているので同意は示さずうまい具合にごまかしていた。

 陽キャと関りながら陰の気質を見せずして、話しやすい……渡邊先輩は一体何者なのだろうか。


 何はともあれ、水島先輩も合流して柊先輩の教室へ向かった。


 柊先輩は教室の中央付近の後ろの席だった。水島先輩が少し大きめの声で「おーいっ、たっいせーくーん!」と呼びかけた。


「散れ」


 Oh……対応が死海を完全に干からびさせたものに等しい。おうちに帰りたい。


 しかし、渡邊先輩が気後れすることなく「わー。何キレちらかしてんだろうね」と言いながら教室を進んでいくのでその後ろをついて行った。もはや鳥類の刷り込み体験である。


「宿題やってなくて焦ってるだけじゃん、バーカ」


「小テストあるなんて聞いてねーし」


「先生の話くらい聞けよ」


 ぐうの音も出ないご様子だ。よくわかります。

 いくつかやりとりなさっているのを眺めていると、後ろから水島先輩が背中を押してきた。「こいつらにつきあってると休み時間なくなるよ?」とのこと。


「真記だ。何?」


「だ、大丈夫……ですか?」


 柊先輩は問題集に視線を落として少し考えこむと


「うん。ここは覚えた、いける。余裕」


「あ、はい。良かったです」


「それで、何?」


 お礼とともにハンカチを差し出した。


「ハンカチ貸したっけ?」


「僕ではなく、妹がお借りしたかと」


「あ、なるほど。こっちは?」


「お詫びのしるしのつもりです、甘さは控えめなのでよろしければ……」


 品定めの視線にさらされているクッキーに申し訳なさが芽生えてきた。ごめんなさい、おとなしく市販の何かを買って来ればよかった。でももう夜遅かったし、借りたものはなるはやで返すほうが良い気がしたんだもの。だって人間だもの。まきを。


 堂々巡りのどうしようもない思考を遮るようにして、渡邊先輩の携帯からシャッター音が鳴った。


「おい、何撮ってんだよ」


「ちょっとねー。SNSに挙げていい?」


「は? うざ」


「期末試験の英語、おまけで古典も対策たてよっか?」


「ぜひともご勝手にしてください」


「日野くんは?」


「……ご自由にどうぞ、です」


 なるほど、システムの全容はこういうことらしい。先輩方はすっかり慣れていらっしゃるようで、スムーズな良いリズムのやり取りだった。


 帰りは階段を選択した。渡邊先輩も水島先輩も、中一のふたつ上の階だったのでそこで分かれた。直前、水島先輩に呼び止められて足を止めた。


「智博とおんなじクラスだよね? あいつ、どんな感じ? うるさい? 静か?」


 なぜその二択かわからない。しかし、まあ、どちらにも当てはまらないので自由解答させていただいた。


「元気ですよ。コミュ力おばけですけど、うるさいっていうほど嫌悪感ありません。さすがに授業中の必要なときは静かですし。元気なムードメイカーだと思います」


「そっか! 日野兄、君さ,小学生のときの智博に近しいものあるよ。ルイトモってことかな」


「るいとも、ですか……?」


「ん、類は友を呼ぶっていうでしょ?」


「あ、いえ。それはさすがに彼に失礼な気がします」


 去り際の水島先輩に「なにそれ」と苦笑されたが、事実だろう。陽キャの星のもとにうまれた選ばれしミスター・社交力こと智博である。そこら辺にいる陰キャコミュ障の運動音痴と同じにされたらあまりにも不憫だ。こうして言葉にすると僕もかなり哀れだけれど。


 チャイムが鳴り始めたので急いで教室に駆け込んだ。


 月曜日にもおそらく活動していたのに、別館へ行かなかった。成績のほうが気になって、帰宅を優先したからだ。そりゃあ初めての定期試験、それどころではなかった。

 正直なところ、しばらく期間をあけて入室するのは勇気が必要だった。九条先輩が来てくれなかったらたぶん数時間は多目的ルームE前をうろうろしていた。

 結論から言うと、心配は全く不要だった。加藤先輩は不在だったし、若宮先輩は奥の部屋に引きこもってしまった。いつもどおり、まともに構ってくれるのは九条先輩だけだった。


「そういうことだから、今では想像もつかないかもしれないけれど、この部活を語るためには初代の三人が欠かせないの。彼らが育てた後輩らも優秀な人材ばかりで刑事や一流企業社員として活躍中だし、きっと、この会が最も栄えたのはその時代じゃないかしら」


「それは嬉しい言葉ね、姫」


 聞き覚えのある気怠げな声に振り向いた。「あー……梛木先生?」と問うてみたら「よくできましたー」と言ってもらえた。


「今日も依頼ありませんが、会員以外もいるのですからタクくんのほうが」


「来るのどうせ日野だけでしょ。変装するのめんどい」


 先生はそう愚痴りながらバスケットのシフォンケーキを掴んだ。加藤匠という会員でありながら、同時に顧問教員の梛木先生でもあるからもしも今ここに依頼人がアポなしでやってきたとしてもごまかしは聞きそうだと思った。けだるげで周囲に興味なさそうな人だが、いや、だからこそ便利な立場を作り上げているらしかった。ついでに声もなかなか中性的で判別がつかないところも計算されているらしい。


「ちょうどこの会の成り立ちについて話していたんです。先生、ちょうどその世代ですよね? 初代の方々をはじめとした初期メンバーのみなさんはどのような方々だったんですか?」


「何人かは会ったことあるでしょう?」


「他の方々についてはなかなか話してくださらないじゃない。気になりますわ」


「まったく、どこからその好奇心がわいてくるんだか……」


 なぜか先生の視線がこちらを向いたが、気にしない気にしない。先輩に便乗して聞きたいことを昇華してしまいたい所存である。


「別に話したいことは無いよ」


「まあ。私だって会員のひとりですのよ? ちょっとした調べものは基礎スキルとして持ち合わせています」


 九条先輩がどこかからかリングノートを取りだして開いて見せた。最初か最後かのページには、一枚の写真がマスキングテープではりつけられているだけだった。二人の女子学生が笑っているところ、ピースサインの手とそれを押し下げる手が写っていた。先生は「こーらこら」先輩からノートを取り上げた。


「おいたがすぎるんじゃないかな?」


「あちらの部屋はそういった情報の宝庫ですもの。難しくありませんわ」


 九条先輩が穏やかに言ってみせる。先生はあきらめがついたらしくため息をつくと話し始めてくださった。


「初代会長とかは三一代卒業生、私は三五代だからそこまで話す機会多くなかった。それでも、異常だったのはわかった」


「異常、ですか?」


「そ。超人ぞろいってこの前も言ったけど、あの三人はその中でも群を抜いている印象だった。伝説って感じ」


「梛木先生からみて、その御三方ってどんな方々だったんですか?」


「そうだな……。会長アキ先輩は自分にも他人にも厳しい優等生だったね。後輩に舐める余地を一切与えてくれない人だった。ほら、こいつなら、つけ入る隙はいくらでもある」


 すかさず親指で指された若宮先輩が「ありません」と反論したが、先生の指は僕に向けられ「残念ながら三つはある。証拠はこの一年生だ」と反駁する。若宮先輩は「うるさい」と言ったきり部屋の奥から何も聞こえなくなった。


「で、副会長のイク先輩は……やめた。書記のフミ先輩は、変な人だった。明るくてさっぱりした性格なのに、発想がイカれてた」


「副会長さんの話は?」九条先輩がせがむように聞いた。


「えー、だって、あの人正直言ってよくわからなかったんだよなー」


「例えば?」


「教室とか教師の前だったら完璧過ぎるくらいの優等生だったけど、部室では若宮よりだらけるスペースに使ってたからな。ほかにも逆立ちしてたりヨガしてたり、とにかくマイペースな人だな」


「なかなかの猛者ですね」


「それな。だからこそフミ先輩は会長と副会長の調整役みたいな感じだったのかも」


「トップのふたりが仲悪かったのですか?」


「いや、良かったよ。雨降って地固まる方式のほうだけど」


 喧嘩するほど仲が良い、の類義だろうか。だからこそアキ先輩、イク先輩、フミ先輩って、三人とも名前呼びをしていて後輩にもそうよばれていたのかな。

 聞いてみると


「名前っつーか、ニックネームかな。当時から既に会長とかに呼び名つけられる感じが決まりみたいになってたから」


「じゃあ、梛木先生はなんだったんですか、そのニックネーム?」


「普通にナギだったよ」


「ああ、名前の梛木からそのままですね。ミサとかじゃなくて」


「……ん?」


「海に里でミサトさんじゃないんですか?」


「あー、おー……なるほど?」


「その反応が正しい」


 変なこと言っただろうか。まあ、いいや。変なことを言って周囲を困惑させるなんて最近始まったことではない、気にしてもしかたない。ひとます答えを促させていただいたが「神のみぞ知るって事でよろしく」と流されてしまった。

 カイリと読むかミサトと読むか――教員としては女性だからミサトさんっぽい。しかし、カイリとも読めるから、在学中この会の一員のときは男子高校生だった可能性も否めない。

 いつの間にか奥の部屋から出てきていた若宮先輩と先生が会話していた。最初のほうは小声過ぎて完全に聞こえなかったが、注意すれば聞き取れ始めた。


「だよな。受け持ってるクラスに下の名前いつ言ったか覚えてねえよ?」


「おそらく、入学式のときにクラス名簿に載せられた担任の名前を見たのでしょう。彼、たぶん学年全員の名前書けって言ったら書けますから」


「中学受験生の記憶力ってそんな半端ないレベルでした?」


「彼は特別だと思いますよ。面白いほどにね」


「面白い、ねー」


 面白いとお思いなら少しくらい要望を聞いてくださってもよろしいのではなかろうか。ずっと小声で話していたら興味を持たせるだろうと思われたらしく声量をわずかに上げたのも気に入らないし。

 そうこうしているうちに帰宅時間になり、先輩方より一足早く部屋を出た。先生に促されたともいう。


「あの、あー……あの、なんとお呼びすれば」


「君の座右の銘として、臨機応変という言葉を授けよう」


「なるほど、時と場合でなんとかしろ、と」


「話が早くて助かるよ。まあ、髪が長かったら先生、短かったら先輩。それで十分だから、ボロは出さないでくれ」


「わかりました、努力します。それで、あの、先程の写真なんですけど」


「忘れろ」


 有無を言わせない口調に口を閉ざすと、先生は「良いね?」凄んだ笑みを残して校内へ消えていった。

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