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時とこね 時の詩

あさごはん

作者: 時 とこね

一から始める世界にだって

僕らの今までが詰まってんだ

大切な思いを探しに行こう

目の前には広がる未来が待っている


雨の日

どんよりした雲が

灰色に染まって

街を静かにさせていた


光の見えないことも

たまにはあるのでしょう

だけどそれは

立ち止まる理由にはならないよ


もしも

なにか失敗して落ち込んだら

美味しいものでも食べに行こう

少しのきっかけだけでいいの

君が笑顔になるのなら


夢の中

追いかけて倒れたんだ

涙を流して

時間を見過ごしていた


お先真っ暗ってことも

ときにはあるのでしょう

だけどそれは

諦める言い訳にはならないよ


もしも

近付けなくて悩むなら

美味しいものでも食べに行こう

世の中そう上手く行く訳ないけど

美味いって思うものはある


零から始める僕らにだって

生きてきた今までがあるんだ

大切な思いを探しに行こう

目の前には新たな世界が待っている


不安になることなんて

誰にもあるんだよ

君だけが弱い

なんて事はないからさ


もしも

前に進めず嘆くのなら

泣きじゃくりながらでもいい進もう

カッコ悪いとか気にしないで

ちゃんとその足で歩いて行こう


哀しみに包まれてしまったら

美味しいものでも食べに行こう

無理は禁物、さあご飯ご飯!

そんな感じで気軽に構えて行こう


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