「子ども、預かります。」
もし、保育園がなくなったらどうなるか、を想像して
書いてみました。
保育所がなくなり、
近所の資格を持った人に預けることに
なった近未来。
預かった子どもに、さっそく、食事。
缶を空け、皿に入れて出す。
あっという間に、食べてしまう。
「おなかすいてたのね」
リールをつけて、公園を散歩する。
アルバイトの学生が、7人の子どもを散歩させている。
近所の同じく、子どもを連れている
奥様と立ち話。見ると私の子どもがお漏らししている。
「おしっこ、出そうになったら、言ってね」
家に帰ったら、お風呂場でシャワーを浴びさせる。
服は自動洗濯機にいれる。
疲れたのか、ぐっすり眠っている。
目が覚めると、ボール遊び。
ボールを投げると、拾って何度でも
投げさせる。
夕方、ママが迎えにくる。
「また、あしたね」
「バイバイ」
ドアが閉じられた。