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多発性硬化症  作者: まめ
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4【諦めることが増えた】

この病気になり、諦めることが多くなった。自分一人では何も出来ないのだ。出来ない。それが、多い。当たり前に出来ていた事が当たり前じゃなくなる。それが、もどかしい。両手が当たり前に使えていた時代。こんな風になるとは、思わなかった。人の手を借りる事が、時たま酷くもどかしくなる。それが、堪らなく辛くなる。他人の手を借りて、その人たちにどう返せるだろうか?それを考える。でも、どう感謝の気持ちを伝えたら良いのだろうか?私は、考える。だから、せめて笑う。それしか、私には感謝を表すことが出来ないから。有難うを込めて、笑う。バカみたいに見えても、せめてもの感謝のために、私は笑う。別段、バカにしている訳じゃない。

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