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一話:《無限迷宮》


俺はその日、いつも通りの日常生活を過ごしていた。


「剣斗!一緒に帰ろうぜ!」


授業終わりに話しかけてくるいつもの友達。


「OK!じゃあ帰り道にあるゲーセンよってかね?」


いつも通りの会話。


「良いねー!行こ行こ!」


俺はその日の帰り道に、人生を変える出来事を経験するのであった。


ゲーセンから帰る途中、俺は友人と話しながら帰っていた。…今思えばこの時に周りをよく見ておけば良かったのだろう。


「剣斗!まだ信号赤だぞ!」


俺は車に轢かれそうになったその時に時間が止まり、声が聞こえたのだ。


【おめでとうごさいます!貴方は《無限迷宮》の挑戦者に選ばれました!】

【あなたを《無限迷宮》に転送します!】


そんな機械的な声が聞こえた次の瞬間に目を開けると、俺は洞窟の中にいた。


「いてて…ここ、どこだ?」


俺が戸惑っていると、目の前に半透明のウィンドウが現れた。


【《無限迷宮》にようこそ!】

【ここは遠い昔に『大宇宙の意志』が創造した無限に階層が増えて行く迷宮です。】

【この迷宮内には『神』『半神』『亜神』『精霊王』『大魔王』『神龍』『太陽の勇者』などなど様々な存在の力が手に入ります!】

【迷宮にはあなたの出身世界『地球』以外の次元の挑戦者も存在します!】

【《無限迷宮》では100階層ごとに難易度が劇的に変わります!】

【迷宮攻略には永遠にも感じる時間が必要なので、挑戦者の皆様には『不老』のスキルをお配りしています!】

【以上が《無限迷宮》の基礎情報です!他にも多種多様な機能がごさいますので、ヘルプを確認してください!】

【称号獲得!『初めての地球次元挑戦者』】


「は?」


いやいや、情報量多すぎるって!つまりはここは《無限迷宮》とか言う迷宮の中って事か!?じゃあもしかして…


「ステータスオープン!」


ステータス


名前《青谷剣斗》


Lv1/100


称号『初めての地球次元挑戦者』


HP300/300

魔力1/1


攻撃力:25

防御力:10

技術力:20

速力 :15

精神力:35


パッシブスキル:『不老』

ユニークスキル:『吸収』


「やっぱ出た!こういう状況の定番要素のステータス!」


どうやらこのステータス画面ではスキルや能力などの効果を確認出来るらしい。では早速…


『不老』

《無限迷宮》の挑戦者たちに配られるパッシブスキル。ありとあらゆる方法で歳をとる事が無くなる。


『吸収』

『地球』次元出身の挑戦者《青谷剣斗》のみが所有するユニークスキル。モンスターの死体や人間の死体に限らずどんな存在の死体も吸収し、死体が生前所有していた力を獲得出来る。


『初めての地球次元挑戦者』

『地球』次元から初めて挑戦者として選ばれた者にのみ獲得出来る称号。効果は技術力+15



「強くね!?」


まだこの《無限迷宮》とやらがどんだけ難しいのか知らないが、この『吸収』だけでかなり助かるな。


「さて、ステータスの確認も済んだ事だし!迷宮攻略始めてみますかね!」


こうして俺の長い《無限迷宮》の攻略が始まったのだった。





ステータス


名前《青谷剣斗》


Lv1/100


称号『初めての地球次元挑戦者』


HP300/300

魔力1/1


攻撃力:25

防御力:10

技術力:20

速力 :15

精神力:35


パッシブスキル:『不老』

ユニークスキル:『吸収』

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