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ゆりたろう

ゆりたろう


 ゆりたろうは女の子。

 鬼に親をころされたので、おばあさんにもらったきびだんごをつかって

 動物を仲間にしなければならないと思っていました。


 ゆりたろうはまず犬にきびだんごをわたしました。


 「あ、あのお、犬さん、きびだんごは、いかがですか?」

 「もらっていいワン? いただくワン! わんわん!」


 犬は何も考えずにきびだんごを半分だけむさぼりました。

 ももたろうは頬を赤くして


 「あ、かわいい、、、いやいや私は何を考えている」

 「ゆりたろう、半分食べるワン!」

 「え、いいの?」

 「いいワン! ゆりたろうにもきびだんごのおいしさを味わってほしいワン」

 「ありがとう」


 ゆりたろうもきびだんごを食べました

 

  

 「おいしいね」

 「おいしいワン!」

 「あ、これって間接キス」

 「結婚するワン?」


 こうして2人は百合百合しながら歩いていきました。

 すると猿が間に割り込んできました


 「俺も混ぜてくれよ」


 2人は無言で腹パンをして華麗にスルーしました。


 鬼ヶ島についたゆりたろうは

 かわいいかわいい鬼っ子に一目惚れをしてしまいました。


 「あ、かわいい」

 「ワンワン! もっとあたしに構うワン」

 「あのー、どちら様ですか?」


 3人はグダグダしながらきびだんごを食べました


 「いただきます」

 「いただきますワン」

 「いただきます」


  ムシャムシャ


 「おいしい」

 「おいしいワン」

 「おいしい」


 こうして3人は仲良くくらしましたとさ。

 たまに親を殺された憎しみで夜中に目が覚める気がしますが

 たぶん気の所為です。


 めでたし めでたし


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