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お誘い


 レジウスは屋敷を出るなり、


「タッカーとデイルも誘うか!」


 と呟き、二人がいつも顔を出すギルドの食堂で待つことにした。

 そうして二人が夕方に戻ってきた途端、


「魔物狩り行かね?」


 と話しかけ、説明をすると、


「行っても良いけど金は?」

 

 と聞いたタッカーに、


「一人金貨2枚と、魔物の売った金を三人で山分け」


 と言うとデイルが、


「お! やるだ!」


 と言い、タッカーも、


「俺も!」

 

 と決まった。

 翌日、山に向かう道中、


「そういやレジウスよ」


 タッカーがレジウスに話しかける。


「なに?」


「お前、従士とか雇わねーの? 貴族なら一代貴族でも国から従士代出るんだろ?」


「準男爵と騎士爵は二人までなら出るな」


「俺とデイルを従士に雇わねえ?」


「お前ら従士の給料知ってんのか? 月に銀貨40枚、40万ダラスだぞ? お前らもっと稼げるだろ」


「冒険者よりも貴族の従士って言った方が、酒場でモテるんだよ」


「お前のツラなら肩書きなくてもモテるだろ!」


「顔だけでは靡かない女が良いんだよ!」


「けっ! 贅沢ぬかすな!」


「オラはモテる必要ねーけど、なってもいいかな」


「デイルまで何言ってんの?」


「彼女の両親に挨拶行く時、従士の方がカッコ付くだ」


「デイル彼女居たの?」


「デイルの彼女、めちゃくちゃ可愛いぞ」


「んだ!」


「なんかムカつく。てか、お前らの腕がありゃ、どこの貴族でも従士に雇ってくれるんじゃね?」


「どんなヤツかわからねえ奴の従士はゴメンだ。その点、レジウスならよく知ってるからな」


「んだな!」


「まあ、パーティ組むくらいの軽い考えで、従士にしてくれりゃ良いさ。おめえの方がどうせ早く死ぬんだし。お前死んだらまた冒険者に戻るだけだし」


「んだんだ」


「お前らサラッと嫌な事言うなよ」


「だって事実じゃん」


「まあそうだけどさ。この山の魔物倒し切ったら役所行って申請してやるよ」


「やった、レジウス話の分かる男だぜ!」


「これで彼女と結婚出来そうだで」


「マジでデイルに彼女が居るのが信じられねえ」



 てな話になり、魔物をぶっ殺して収納し終えたレジウス達は、街道を疾走して都に到着し、役所で手続きを終え、レジウスの家で飯を食う事になったのだが、


「彼女連れて来てもいいだか?」


 とデイルが言い、


「いいぜ」


 と答えたレジウス。


「んじゃ連れてくるだで待っててくんろ」


 さて、デイルに連れてこられたのは小柄な女性。ドワーフの女性は人で言う15歳ぐらい、ドワーフでは30歳ぐらいで身体の成長が止まってしまうのだが、そこに現れたのはまさにロリ巨乳。


 ポカンと口お開けて呆気に取られているレジウスに、


「彼女のエリンダだで。こっちで口さ開けてんのが、レジウス・フォン・クローム準男爵だ、エリンダ挨拶してけろ」


「初めましてクローム準男爵様。デイル君の彼女のエリンダです」


 頭を下げて言った彼女が、頭を上げたその動きにすら、たゆんたゆんと乳が揺れる。


「レジウス?」


 タッカーが、呆然とするレジウスに声をかけると、


「なあタッカー? お前知ってたの?」


「もちろん相棒だしな。エリンダもよく知ってるぜ」


「デイルは可愛い彼女が居る。タッカーはあちこちで種蒔きするロクデナシ。なんで俺みたいな純粋な男が、普人種の女に怖がられなきゃならんのか、納得いかねぇ!」


「ロクデナシってひどくね? そういやレジウスを見てエリンダ怖がらなかったな」


「あ、ほんとだ」


「いえ、けっこう怖いですよ〜デイル君から色々聞いてるから、まだこの場に留まれてますけど、聞いてなかったら逃げてます」


「俺とまともに会話出来るのは、強さでしか男を判断しない獣人ぐらいだもんなぁ」


「獣人とは子ども出来ないもんな……」


 タッカーがレジウスの肩をポンポンと叩いた。



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[良い点] その恐怖の原因のちほどKWSK
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