ウサギには秘密もある
オーナー「んー、最近寒くなってきたわねぇ♪」
オーナーはそう言いながら注射器を刺す。その光景に石動警部は不安を感じる。
石動警部「なぁ、それ大丈夫なのか?」
オーナー「ん〜?、私が?街が?」
石動警部「街だ」
オーナー「ふっふっふっ、なぁにめちゃくちゃにする気は無いよ大事な街ですから」
石動警部「ならいいが」
オーナーは屋上から街を見渡しそしてある一点に目をつける。そして仮面の裏で笑みをこぼす。
オーナー「それじゃあ行くわじゃあねぇ♪」
オーナーは地面を蹴り高く飛ぶ。
街の繁華街時刻は10時を回ろうとしていた。とある事務所で怒鳴り散らす男が居た。
星野「おい!、まだ見つからないなんてどういう事だテメェら!」
キサラギ「まぁまぁ落ち着いて星野さん彼らも必死に探してるんですから。皆さんが頑張ってるのは知っています。現在はどのくらいまで分かりましたか?」
キサラギの問に1人が言う
男A「実は学業区に居ることが分かりました」
キサラギ「ほう、それで?」
男A「あ、いえ、今はそれしか」
キサラギはその言葉を聞き懐から銃を取りだし男の腕に発砲する。
キサラギ「それしか分かってねぇだとこのクソが!あれから何週間経ったと言うだ!我々には時間が無いんだ早くあのガキを見つけやがれ!そんなことも出来ねぇのかテメェらは!」
キサラギは怒鳴り散らしながら男に銃を連射する。男は既に息絶えてただの死体に変わっていながらも弾丸を打ち込まれる。
???「あらあらあら、怖いことするねぇ?」
声がする方向に皆一斉に視線を向ける。窓が空いていてそこにガスマククにスーツ姿のトランクを持った女が窓の縁に座っていた。
オーナー「はぁい♪カジノロイヤルの美人オーナーさんだよぉ♪」
オーナーは手を振り挨拶をする。
星野「ほう、10階の窓から入ってきた事は置いといてなんでいるのか聞いてもいいかお嬢さん」
オーナー「勘」
キサラギ「ぶち殺せ!」
キサラギの一言に男たちは動きオーナーに向かい一斉に発砲をするその隙にキサラギと星野は部屋を出てエレベーターに向かっていく
星野「どうするよぉ、キサラギ足が着いちまったぞ」
キサラギ「私のせいではありませんこれも仕事をしないクソどものせいです。とりあえず下へおりて組織の所のに報告しましょう。」
キサラギがエレベーターのボタンを押そうとするとそこに弾丸が放たれる。
オーナー「なぁに、逃げようとしてんのよ」
オーナー「腰抜け」
オーナーはボロボロの服に身をまといマスクも既に損傷をして外していた。
キサラギ「何故生きている!?」
キサラギは驚きつつオーナーに向かって発砲をする。その弾丸はオーナーの眉間に放たれオーナーも後ろに下がる。下がるだけであるそのまま体制を戻し何かを口の中に含んでいたのだろうか床に吐き出す。吐き出されたものは先程の弾丸であろうか床に高い音を発し転がる。いつの間にか眉間の傷も無くなっている。
キサラギ「化け物が……」
オーナーはその言葉にニッコリと笑顔を返す