その男、凄腕の有名人
夜の8時頃であろう。町は賑やかで店の灯りがたちこみ客引きの声や車の音中には喧嘩してるものや捕まる者もいた。そんなものはこの街ではいつもどうりに過ぎない。そんな中いつもどうりでは無いものもあった、カジノがやっていない事から何かを察し建物に篭もるものや街から出る者突然動きだした者などいつもとは少し違う日を送ろうとしていた。
オーナー「〜♪」
オーナーはトランクを片手に商店街を経由しとある場所に向かっていた。出歩くオーナーを見て怖がる者や珍しそうに見る者も居る。オーナーはそんな事を気にもとめず目的地へ歩むなか特に障害もなく到着した。街の中央にある警察署だ。オーナーはまた注射器の液体を注入し扉の前まで歩く。扉の前にはこの街での危険人物でもあるオーナーが警察署まで来たため混乱と緊張で溢れかえっていた。扉はアーマーを着込んだ警官達で塞がっていたそして警官たちの前まで来るとオーナーは拳を振りかざす。
オーナー「ノックノック、ハロ〜♪」
アーマーを着込んだ警官のうちオーナーの目の前にいた1人が扉を破り壁まで吹っ飛ばされる。
オーナー「ここに星野巡査部長居ないかなぁ?あ、キサラギ警部でもいいよ?」
オーナーからはマスクで顔が見えないはずなのに不敵に笑っているようであった。他の武装警官達がオーナーを囲むが意味は無いだろうアーマーもこの街で正義を執行するための強化外骨格でもある。重さは100キロの着ると言うよりは入るに近いアーマーである。そしてアーマー装備した人間1人で戦車に勝てるほどの装備だ。装備だが、そのうち1人が一人の女性に拳1つで10m程吹っ飛ばされたのだ。恐怖で埋まりそうな中一人の男がオーナーに向かって言う。
石動警部「ここにあいつらはいない」
オーナー「石動警部〜♪彼等が居ないってどういう事かな?」
石動警部、この街では有名人の1人で数々の事件を解決してきた超人。彼はオーナーに警察署内で起きた事件について話し始める。
石動警部「実は半月前から騒がれている化け物の話で捜査していたんだが、先週に怪しい男が学業区に見つかったと言う報告を受けて星野巡査部長とキサラギ警部が向かって以来連絡がつかなくってな。」
オーナー「ふーん」
オーナーはその話を聞き少し考えてから所内に進んでいく。
石動警部「お、おい。この中にはいないって言っただろ。」
オーナー「なに、屋上まで行かせてもらうだけよ」
オーナーはズカズカと中に入っていき階段に登る途中で石動警部のポケットに紙を忍ばせる。