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詩集  作者: 時雨
恋愛編
3/3

恋愛詩2

『たぶん違う』


シャワーを浴びながら

今日の出来事を思い出していく

そんな中で何度もちらついた

あの人の顔


いやだな、どうして私

あの人のことばかり頭に浮かぶの

何かの間違いだと思いながら

泡を流していく

この気持ちも一緒に流れてしまえ


私が好きなのは

もっと背が高くて 爽やかで

おしゃべり上手な人

自然にエスコートできる人

少し大胆でドキドキさせてくれる人


あの人とは全然違うじゃない!

それなのに、またあの人の顔が浮かぶ


この前まであの人が他の人と

何していようが、全く気にしていなかった

だのにどうしてあの人を目で追っているの!


違うの 好きなわけじゃないわ

あの人のどこがいいのよ

全然タイプじゃないでしょ!


ああ、それなのにやっぱり

あなたのことを思い出してしまうの

何かの間違いよ


そう言い聞かせながら

消えないあたなの顔

あなたの笑顔


『会えない夜も……』


元気にしていますか?体調は大丈夫ですか?

こんな雨じゃ外にも出られない

冷蔵庫にあるものをフライパンに落としていく


ちゃんとご飯食べていますか?

ひとりで寂しくないですか?

連絡してみたいけど、彼女でも何でもないから……


会えない日々も私はあなたのことばかり

ひとりの夜、あなたは誰を思い出しますか?


別れたあの人のことですか?

それとも……


窓にはじける雨の音

流れるしずくは、私のなみだ

心に住み着く雨雲が、あなたをもとめている


ずっとずっと 会えない夜も

あなたを想っているのです。

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