「遊ぼう!」の声
初めまして、天川裕司です。
ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。
また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。
どうぞよろしくお願い致します。
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬
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無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、
お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。
基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。
創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪
出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬
でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、
どうぞよろしくお願いします(^^♪
タイトル:「遊ぼう!」の声
ある夜、私の部屋で恐怖が起きた。
(カフェ)
「ねぇちょっと聞いてよ!」
ユリカ「ん?」
「これなんだけどさぁ…」
私はその日、カフェで
心許せる友達のユリカに、
私の携帯の動画を見せ
私が今までずっと悩んできた
秘密の恐怖を伝えたんだ。
その動画には、
「遊ぼう!」
と小さな子供の声が
何度も録音されて居る。
ユリカ「…なにこれ?」
「部屋の中、誰も居ないんだよ?それも真夜中。ねぇなんでこんな声がするの?なんで子供の声…」
ユリカは最初こそ、
何かの悪戯かと思った様で
それほど本気に聞かなかったけど、
私があまりに切羽詰まった顔で
そう問い続けるので、
これはちょっとおかしいな…
と思ってくれたらしく、
それから真剣に聞き始めてくれた。
ユリカ「ほんとに誰も居なかったの?」
ユリカ「何かアプリとかで遊んでない?」
ユリカ「もしほんとだったらさ、やっぱり変よね…」
「だからさっきから言ってんじゃない!これ、心霊現象だと思うのよ!」
ユリカ「ちょっと落ち着きなよ」
ユリカはなぜか落ち着いて居る。
普通こんなのを見せられて
聞かされたら、
多少なりとも恐怖におののいて
「え??これ、本当?!」とか
「ヤダ…怖い〜!」とかなって普通なのに。
でもユリカは
確かに昔からこんなのをあまり信じず、
どちらかと言うとかなり合理的で、
リアリスト。
私の言ってる事に初めから興味が無く、
蚊帳の外に居る様な感覚で聞いてたから
却って冷静に判断できて居たのかも。
ユリカのお父さんは科学者で、
そのお父さんから
何か道具を借りて、私の家へ来た。
そしてスマホに録音された
「遊ぼう!」の声をその道具で調べ、
ひと言つぶやいた。
ユリカ「…これあんたの声よ」
そう言った瞬間、
ユリカの姿がファッと消えた。
そして私はまた独りになったんだ。
「また新しい友達、探さなきゃ。遊んでくれる友達を…」
動画はこちら(^^♪
https://www.youtube.com/watch?v=oiQ96lkAF7c
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
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