#807 ユナがチョコとお、お、お付き合い、いえ、仲良くするのはどうにも抵抗があります
#807
「ハルト隊長、それはどのような?」
「あのな、単刀直入に言うとだな、お宅のユナちゃんとチョコを旗艦ルミナスの正規乗組員にリクルートしたい、ってことなんだけど、どうだ?」
「・・・お断りいたします」
おっと、やっぱりミーナミは速攻で断ったか。さてどうしたものかな?
「まあ、そういわずにさ」
ハルトは食い下がる。
「いやです!」
ミーナミは即答する。
「・・・なんで?」
「だって・・・」
「だって?」
「二人を旗艦ルミナス勤務にしたら、父である私よりハルト隊長と旗艦ルミナスにいることの方が多くなるじゃないですか!そんな不公平なの許せません!」
「あ・・・そういうことか・・・」
ハルトはミーナミがユナに危険なことをさせることが嫌で断るとは想定していた、が離れるのが嫌とは・・・ミーナミも大概親ばかってことだよな。
「ミーナミ社長、だけどな、ミーシャはリリア、アミルはカノンといられる時間がふえるんだぞ、きっと喜ばれるぞ」
「でも、それは・・・」
ミーナミは言葉に詰まる。
「それにな、ユナはチョコと一緒だから寂しくないと思うし・・」
「異議あり!」
「自分はユナがチョコとお、お、お付き合い、いえ、仲良くするのはどうにも抵抗があります」
「なんだ、ミーナミ社長の本音はそこだろう?」
「・・・・」
ミーナミなハルトに本音を言い当てられて、むすっとした顔で黙ってしまう。
「あの、ミーナミさん?」
ここでノバが、真打が搭乗する。
「ユナはまだ幼いけれど、立派なRAIに育つための初めての試練なんです」
「それは、わかってる、よ」




