#684 レイちゃんばかり構わないで「、私のこともちゃんと愛してほしいの♡
#684
「レイちゃん、可愛い♡」
ルミナはレイをぎゅっと抱きしめると、ちゅっとキスをする。そしてハルトもそんな二人ごとレイを優しく抱きしめる。
「ねえハルトさん」
「なんだい?」
「私、この子にいっぱい愛情を注ぎたいです」
「うん、俺もだよ」
「それでね・・・あの・・・お願いがあるの・・・」
ルミナがもじもじしながら言う。
「ん?何?」
ハルトはそういいながら、ルミナの髪をなでる。するとルミナはハルトにそっとキスをする。
「私、レイちゃんにいっぱい愛情を注いであげたいです・・・でもね・・・」
「でもね?」
「でもね、ハルトさん、レイちゃんばかり構わないで「、私のこともちゃんと愛してほしいの♡」
ルミナはそういうと、頬を赤らめて恥ずかしそうにうつむいてしまう。
(ああ・・・なんて可愛いんだ)
ハルトはその愛らしい姿に感動する。
「うん・・・じゃあちょっとだけだよ」
ハルトはそういいながら、レイごとルミナを抱きしめると、そっとキスをする。そして優しくルミナの体に触れていく。
「あ・・・んん・・・あん・・・」
「お父ちゃん、お母ちゃんをいじめてはだめえ~」
レイはそう叫ぶとハルトとルミナの間に入って、いちゃつこうとする二人の邪魔をする。
「さて、休暇も終わるな、旗艦ルミナスに戻るとするか」
ハルトはうーんと伸びをしながら、ルミナに言う。
「そうですね、レイのことをみんなに報告しないとね」
「みんなびっくりするぞ」
ハルトはルミナの肩を抱いて、引き寄せる。
「いい休暇でしたね」
ルミナもレイを抱っこしたまま、ハルトにこてんと寄りかかる。




