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#682 ルル、ルミナ、その子は・・?

#682


ルミナはそう思って何度もハルトにキスをする。ハルトはそんなルミナをしっかりと抱きしめ、更に愛を深める。


「ルミナ、愛してるよ」

「私もです」

 二人はそう言い合いながら、愛を確かめ合う。


 ハルトは休暇の2日間、アリスが準備してくれたフェニックス2号に装備している愛のコンテナの中でルミナと愛の交歓を続ける


「ハルトさん・・・きっと赤ちゃんができたよね?♡」

 ルミナがそういうと、ハルトにキスをする。そのキスは甘い愛の味がする。


「うん、そろそろいいかもしれないね」

 ハルトはそういうと、ルミナをぎゅっと抱きしめる。


「赤ちゃんが来てくれるといいなあ」

 ルミナがそういうと、二人は抱き合ったまま眠りにつく。


「おはよう」

「おはようございます、ハルトさん」

 ルミナはもそもそと毛布から顔を出す。


「あうん?、はーちゃん?」

 その毛布の隙間から別の小さな顔が顔を出す。


「ルル、ルミナ、その子は・・?」


 ルミナも可愛らしい顔をのぞかせている、赤ちゃんというには大きく、幼児というにはやや小さい子供に驚いて、ベッドの上に起き上がる。


 赤ちゃんはどことなくルミナに似ているようにもハルトに似ているようにも見える。髪の毛はやや黒に近い栗毛色でさらっさらっ、しかも毛先がちょっとだけくりんとしているのがまた愛らしい。


「??、ルーちゃん?」

 赤ちゃんはベッドの上によたよたと立ち上がると、ルミナの体にこてんと倒れてしまう。


「ねえハルトさん、この子、もしかし、私たちの赤ちゃん、だよね?」

 ルミナはハルトに尋ねる。


「うん、きっとそうだよ、この天使のような赤ちゃんは俺とルミナの赤ちゃんだよ」

「はい・・・きっと女神ソフィア様が授けてくださったのだと思います」


「ああ・・・ソフィア様、ありがとうございます」

 ハルトは改めて思う。女神様はなんて優しいんだと・・・。


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