#680 私、人の女性になれた・・みたい・・です?
#680
ルミナがそういってハルトを再び抱きしめる。その時である。ルミナの体から、まばゆい光が溢れ出す。
「ルミナ?」
ハルトがびっくりして声を上げる。
それはまさに女神ソフィア様の降臨と同じ現象であった。
しゅーん。
やがてその光がおさまった時、そこには美しい人と同じ体を持つ全裸のルミナがいる。
「えええ???」
ハルトは思わず驚きの声を上げてしまう。
「ハルトさん、私、人の女性になれた・・みたい・・です?」
ルミナはそういうと、にこっとほほ笑む。その笑みはまるで、そう、女神のようだとハルトは思う。
「ルミナ、綺麗だよ」
ハルトはそういうと、人の体を持ったルミナを改めて抱きしめる。
ハルトの両手から、ルミナへの強い思いと愛情が流れて、ルミナは至福の時を迎える。
「ああん・・・ハルトさん♡」
「ルミナ、俺の思いを受け止めて欲しい」
「ハルトさん、来て」
ハルトはルミナの承諾を確かめると、深くつながったルミナの体内に己の精を解き放つ。
「うああああ・・・」
ルミナはハルトの精を受け止めると、体が熱くなり、体の中からも強烈な愛が溢れ出る。
「あ・・・ああ・・・」
その熱い思いに包まれながら、ルミナは幸せの絶頂を感じる。
「ん?」
ルミナが目を覚ますとそこはベッドの上だ。
隣にはハルトが寝ている。そして自分の両手を見てみる。それは間違いなく女性の手だ。そして乳房も下腹部も・・・。
(夢じゃなかったんだ)




